フェラーリとレクサスが行き交う日常･･･

18気筒、9.3リッター、2台あわせて。一度にエンジンスタートしたら、どんな音を発するだろう。

実はこの後ろにジャガー XJSもいて、12気筒だったとしたら、合計30気筒！ たった3台で！！

場所は、東京ミッドタウン、リッツカールトンホテルのエントランス。この試乗のときのこと。ベルボーイが恭しく客を迎えていたり、非日常が日常的な世界。そこに、この合計30気筒の3台が停まっていたわけ。

どんな目的でやってきたのだろう？前の2台は、たぶん“つるんで”るんじゃないか。オフ会w？

後ろのXJSは、髪の長い妙齢の女性がドライバーズシートに、隣にやはり女性を乗せて走り去っていった。長く乗られていて、適度にやれた感じが好ましかったり。

「地下駐車場に停めてもらうより、みんなの目に触れるここの方が、セキュリティの面でも安心だよね」などと同行の友人と話しながらしばし見物。この後、帰るときにはマイバッハが横切ったりも。

僕ら一般ピープルには想像もつかない世界が、東京にはある。僕の知らないクルマの世界も、ある。この日はそのかけらを見た感じだった。