2016年2月

走りそものがアート。ランチア ストラトス

シフトダウン。ブリッピングに空気が震える、歓声がこだまする。 ブレーキング、ノーズダイブ、サイドブレーキ、そしてドリフト。 精密なコンパスのように、鍛えられたダンサーのように、 クルマは美しく計算された軌跡を描き、次のコーナーへ飛ぶように駆け出す。 叫ぶよ […]

イタリア版「太陽に吠えろ」?

悪役が乗ったアルフェッタを、警察のジュリアが追う! 70年代のイタリアは、犯人も警察も速いクルマ=アルファロメオに乗っていた、とよく聞いていたけど、まさにそれを地でいくムービー。 どっちも高性能なので、カーチェイスは決着がつかない、 犯人の方が逃げ切れてし […]

バリー・シーンと、ジェームズ・ハント。「映画になる男」

バリー・シーンと、ジェームズ・ハント。 この二人、とてもよく似ている。 活躍したのが、二人とも1970年代中ごろ。 その場所はサーキット。レーサーという同じ職業。 2輪と4輪、マシンの違いこそあれ。 二人とも、アクセルを豪快に開けるイケイケの走りで、チャン […]

むせび泣く、V8エンジン

とある走行会イベントで。 アバルトやアルファロメオのユーロハッチ系のイベントに、一台だけ、こんなクルマが参加。テールを沈めて豪快にストレートを加速していく。 「掃きだめにツルのよう!」といった声も。 Maseratiは、そのエレガントなスタイルだけでなく、 […]

セナのプライド、ピケの意地

うわっ!事故1? 静止画だとそう見えるけど、これはバトル。 前を走るヤツを、何があっても抜きたい。 そんな、レーシングドライバーの“本能”が火花散るムービー。 ピケとセナ。 同胞だからこその、ギリギリのやり取りだったかもしれない。 昔を懐かしみたくはないけ […]

永遠の、ジル・ヴィルヌーヴ

  • 2016.02.09

昔のレーシングドライバーの命は、軽く扱われていたように思う。 その一方で、彼らが紡ぎ出すストーリーは厚く、重みがあったように思う。 この、ジル・ヴィルヌーヴのムービーを見て、そう思った。 ヴィルヌーヴ、ピローニ。 F1が最も華やかだった時代の、光と陰。

コニFSD導入から約2,000km経過

  • 2016.02.08

サスペンションのストロークが減った、というか姿勢変化が少なくなって、その分、シャープでスピーディに向きを変えられるようになった。 それに何より、車高が下がり、ルックスは良くなった。 駐車していて自分のクルマに戻るとき、つい見とれてしまったり。 ただ、FSD […]