ひとり反省会:この間の筑波サーキット@ウェット vol.1 最終コーナー

ひとり反省会:この間の筑波サーキット@ウェット vol.1 最終コーナー

この間走ったツクバ、一番走りたかったのは、最終コーナーだったんです。

というのも、この土屋圭一さんのムービーを見て。
袖ケ浦の1コーナー(1′22″前後)、土屋さんはブレーキかけてからシフトダウンしてる。

 

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これまで最終コーナーは、こんな感じで進入時に4 → 3速に落としてから進入してた。

でもこれだと、ブレーキング・シフトダウン・転舵と、やることがありすぎてとっちらかってしまう。Movieを見返してみても、姿勢が安定してない。へたっぴ。

「四輪の書」に書いてあるような、前後方向からヨー方向へ前輪トラクションのスムーズな移行が難しいし、
「クルマを揺らさずにそっと走れ」というジャッキー・スチュワートの教えにもはまらない。

なので今回、最終コーナーは冒頭の土屋さんの走りを参考に、
◎4速のままブレーキをかけながら進入
 ↓
◎フロントのトラクションをヨー方向にスムーズに移行させることに集中しながら転舵、旋回開始
 ↓
◎クリッピングにさしかかるまでにシフトダウン
 ↓
◎脱出
という段取りでやってみようと。

で、その結果がこれ。

進入でブレーキングと転舵に集中できるのはありがたい。おっかない最終コーナーの進入で、気持ちにも余裕ができる。
今回は雨だったおかげでスピードが遅く、時間的に余裕をもって操作できたし。

また、進入で3速にシフトダウンするとオーバーレブっぽい感じで、それも姿勢に影響していたようにも思う。それがなくなって、安定した姿勢で進入できるようになった。

そのおかげだと思うけど、フロントタイヤのトラクションも前よりうまく使えるようになった、と思う。
ブレーキをリリースするとヨー方向のGが高まるのがいままでよりもハッキリ分かった。何回やっても面白かった。

そんなわけで、こっちの走り方の方が良いかも。という結論。
今回は雨だったけれど、ドライの状態で今度ぜひ試してみたい。

さすがにいまのクルマは、コーナリング途中にシフトダウンしても姿勢は安定しきっていて何も起こらない。僕の若い頃は、タイヤもシャシー性能もプアだったので、そんなことしたらあっという間にスピン! なので「コーナリング中はじっとしてろ」って言うのが鉄則、というかオキテだったんだけど。時代が変われば走り方も変わる。

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