フェンダーの泥汚れ、とは? フィアットフェスタ トロフェオスラロームのおぼえがき。

フェンダーの泥汚れ、とは?  フィアットフェスタ トロフェオスラロームのおぼえがき。
よく見るとフロントのローターが真っ赤に。Tks Mr.Sakimori

フィアットフェスタ、トロフェオスラロームの続き)

フロントフェンダーが汚れてるクルマと、そうでないのとがあったんですよ。

ホイールアーチの頂点あたり、縦方向にドロが付いている。フルロックで走って、そのときにフロントタイヤが跳ね上げたドロがフェンダーの外側に付いた、という感じの汚れ方。クルマはFF。

当日は雨が降ったりやんだりだったので、ウェットのときにこの状況が目に付いたわけです。

で、走行後、自分のクルマもチェックしたわけ。
そうしたら、たいして付いてなかった。フェンダーの泥汚れ。

ほかはどうなんだろう? と思ってパドックのほかのFF車も見て回った。
そうしたら、フェンダーにドロが付いているクルマと、付いてないクルマがいる。ちなみに、FF最速タイムのクルマはほとんど付いてなかった。

なるほど、なるほど。

これは僕の推測なんだけど、
フルロック状態でアクセルを開ける→駆動輪のフロントから泥が飛んでフェンダーを汚す。
でもフルロックでアクセル開けたってアンダーが出るだけでタイムアップにはそんなにつながらないんじゃ?

速いクルマは、ハンドルを戻してからアクセルを開けてるから、泥ハネはフェンダー内に収まる=フェンダー外側に泥はねは付かないんじゃないか。

つまり、フルロックするようなタイトターンでは、きちんと回り終わる=ハンドルが戻るまでアクセルを開けるのをじっと我慢、アクセル開けるのはターンし終わってハンドルを戻しながら。

それがやっぱり正解なんじゃないか、と。この日のフェンダーの泥ハネを見て、そう思った。
スロースロー、クイッククイック、曲がり終わってからワイドオープン。
とにかく、曲がるときは曲がることに専念する。アクセル開けてダッシュするのは、それから。タテとヨコのタイヤのグリップをきっちり使い分ける。

この前のアバルトカップで思ったこと、今回のトロフェオスラロームで見たこと、感じたこと。
それらを総合的に取りまとめて走ったら、そこそこの結果が得られた。

要は、感じて考えて、その通りに走ることができた。結果も付いてきた。
今回は走り終わったあとにわりと満足感があったんだけど、そういう走りができたからだ、と思うんですよ。

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そろそろパッドも交換時期。エンドレスはブント用も作ってくれる。