アバルト プント、左ハンドル車の運転のしかたが分かってきた(かも?)

アバルト プント、左ハンドル車の運転のしかたが分かってきた(かも?)

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※画像はイメージです(笑)

うちのアバルトプントは左ハンドル。
で、このクルマを運転し始めてから3年過ぎて、左ハンドル車の運転のコツが分かってきたように思う。ようやく。遅ればせながら。

そのコツとは・・・

左手でハンドルを回す

つまり、左手でハンドルを回し、右手でシフトする。
・・・当たり前のことですみません。

 

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僕は免許を取ってから三十年あまり、右ハンドルのクルマを主に運転してきた。
なので、右手でハンドルを回して、左手でシフトをすると言うことが身に染みついていたわけですね。
しかも右利きということもあって、微妙なハンドルの押し引きも右手だからこそ自在にできた。

そんなわけでアバルト プントに乗り換えて左ハンドルにポジションチェンジしたときも、右手主体でハンドル操作してきたわけです。でも今度は、右手にはシフトチェンジという重要な役割もある。

ハンドル操作とシフトチェンジ、この2つの大きな役割を右手が担うことになったわけです。
左手はリストラ!?

ガーッと直線を走ってきて、右手でシフトダウン、
さらにターンインで、右手でハンドルに入力、
右手の忙しいこと、忙しいこと!

それ以上に、シフトダウンの最中はハンドル操作ができないため、
ターンインしながらシフトダウン、
シフトダウンしつつターンイン、
といったシチュエーションでタイミング良くクルマを動かすことができない。
それぞれ別に行わないといけないのでどうしてもバラバラな操作、バラバラなクルマの動きになってしまう。

うーん。どうしたものか。
3年間、ずーっと悩み続けて、発見した答えが冒頭の“新法則”。

でも、実際にやってみるとこれが難しい。

左手はずっとシフト操作してきたので、ハンドル操作のように円周状に拳を回すような動きに慣れてない。なので微妙にラインを調整したいときなどは、どうしてもその動きになれている右手のお世話になってしまう。
しかも右に回すとき、左手で「押す」方向の動きは結構重く、きちんと押し切るだけの筋力が左腕に付いていないように思う。右手なら自信ある。

左コーナー、つまりハンドルを「引く」方向の操作だったら、左手でもなんとかなるんだけど。

そんなこんなで左手のハンドル操作に気を取られてしまい、右手のシフト操作がおろそかになってしまうときも。
ハンドル操作が決まらない=クルマのラインや姿勢が決まらないし、しかもシフトがモタモタしているから、なかなかアクセルを開けることができない。
こんなことじゃ、サーキットでタイムアップなんかもまだまだ遠い話だな(苦笑)。

それに一般道ではなかなか気持ち良く走ることができない。全部、僕のドライビングのせい。
うーん。クルマは楽しいんだけど。すごく楽しいクルマなんだけど。残念だよなぁ、悔しいなぁ。

そんなわけで、いまは交差点の右折とかで「左手ハンドル、右手シフト」の練習をせっせとしています。
アバルト プント、まだまだ修行中です。

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バブルの頃、ベンツのおっちゃんとかが左ハンドルで良く使ってたねー。まだ売ってるんだ(笑)