お笑いスピードスター、返上できたかな? スピードメーター誤差

お笑いスピードスター、返上できたかな?  スピードメーター誤差

6.4%、くらいですかね。うちのアバルト プント、スピードメーターの表示誤差。

きょう、時間があったのでスピードメーターと、カーナビにあるGPS測位によるスピード表示を見くらべてみました。ちょっと前にスピードメーターについて書いてから気になっていたし。

スピードメーターで100km/h走行時、
GPSスピード表示は、93〜4km/h。

93km/hとして、100km/h ÷ 93km/h = 1.06382979・・・・
というわけで、誤差はだいたい6.4%くらいかな、と。
まあ、GPSのメーターが正しいかというと、きっとそうでもないんでしょうが。

とすると、
メーターで200km/hのとき、実測187km/hくらい?
同じく150km/hで、140km/h?

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一昔前のイタ車のスピードメーターといえば、盛るのが当たり前。もう、盛りまくり。
エンジン音とかバイブレーションで速く走っている“フィーリング”を、盛ったスピードメーターで視覚的にも演出してたわけ。それが、イタ車というものだった。

昔乗っていた、1970年代のアルファロメオは、一説に誤差20%はあった、といわれていたから
200km/h出てるぜ、イェーイ!!って走っていても、
実際は160〜170km/hくらいだったという、お笑いスピードスターだったわけ。
でも、実際に速そうな雰囲気バリバリだったから、それでもぜんぜん良かったんだけどね。「すげースピード出たぜ」ってみんなとバカ話したり、かえって楽しかった。今みたいにGPSスピードメーターなんてなかったので、実測なんて分からなかったし。

それが今じゃ、ずいぶん優等生になったなぁ、イタ車。というのが僕の感想。
でも、日本車とかドイツ車のオーナーだったら、プントくらいの誤差でも目くじら立てる人はいるんだろうな(笑)。