アプリ「Renault R.S.Monitor」が使用不能に。代わりを探したらこれが見つかった

アプリ「Renault R.S.Monitor」が使用不能に。代わりを探したらこれが見つかった

iPhoneのOSをうっかりバージョンアップ(iOS 11)したら、使えなくなってしまいました。ルノーから出されているiPhoneアプリ「Renault R.S.Monitor」。
こことか、ここのページで書いたヤツのことです。

アプリはOSのバージョンアップに合わせてアップデートしていかないと使えなくなる。ただ、それには手間もお金もかかるので、アップデートされないままに使えなくなっていくアプリはけっこう多い。

R.S.Monitorは、いやしくも発表元がルノーだからアップデートしてくれるだろうと思っていたが、どうやらそうでもないらしい。
『アップデートの必要があります』とiPhoneの画面にアラートが出て起動すらできなくなってしまいました。。。残念

 

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じゃ、他に何かない?って探したら、コレが見つかった。
『RÄZO OnboardCam』というアプリ。ドライブモニタとかを出してるカーメイトからリリース、しかもついこの間、11月20日にアップデートされたばかり。

で、このアプリの機能がすごい。↑のウェブページにはこんな説明が。

スマートフォンのカメラと各種センサーを使用し、スポーツ走行時の情報を保存。速度、加速度、ラップタイムなどの情報を様々なメーターデザインの中から好きなものを選び、自分だけの映像を簡単に作成・共有できるアプリです

[機能]
・サーキットやジムカーナ場でのオンボード動画撮影
・スマホ内臓センサーで走行データを収集
・好きなメーターデザインを選んで映像上に自由に配置
・ラップタイムや走行情報の表示

Renault R.S.Monitorよりさらに進化してる。機能てんこ盛りで、なんと無料!
というわけでさっそくダウンロード。

アプリを立ち上げ、初期設定を済ませたら、こんなふうに録画画面が出てくる。

メーターはラップタイム、速度、加速度、位置情報、日時、ロール角度、等。いろいろあってすごい。それぞれの位置やサイズは好みで変えられる。
この画面を見ていたら無性にサーキット走りたくなった。これだけメーターがあったら、その気になってくるよね。雰囲気はいい。解析には向かないと思うけど。

ラップタイム計測は、GoogleMap上でこんなふうに指定する。

GPS検知とかではなくアナログな感じだけど、設定はしやすい。
ただ、このラインは1個所しか設定できないので、スタートとゴールが同じなサーキットでしか設定できない。
ヒルクライムやジムカーナみたいに、スタートとゴールが違う場所にあるワンウェイのコースでは使えない。2個所に設定するのはそんなに難しいことじゃないと思うので、今後のアップデートに期待だな。

アプリ内課金があると書かれていたので探してみたら、表示テンプレートのことだった。未来的なデザインからクラシックなモノまで用意されている。
もしかしたらスピード計測とかラップタイム計測などの機能が課金かな、と思っていたらそうではなく。サーキットで使いたい計測機能は全部、無料で使える(と思う。詳しく見てないから断言できない)。

見ているうちにだんだん感動してきた。こんなアプリが無料だなんて、なんという太っ腹!
さすが、天下のカーメイトさんはちがうな(笑)。

でもなんで、親切にもこんな機能てんこ盛りのアプリを、しかも無料で出したんだろう?
と、思っていろいろ見ていたら、「RAZO(レッツォ)」というモータースポーツブランドをこの会社は持っていて、その販促用に作ったらしい。なるほど!

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RÄZOってこういう商品。割と真面目に作ってそう。