ブレーキパッド交換@72,000km [ エンドレス MX72 PLUS ]

ブレーキパッド交換@72,000km [ エンドレス MX72 PLUS ]

ブレーキのタッチがふかふかしてきた。
ブレーキペダルを踏んづけたとき、柔らかなタッチのゾーンが増えたというか、がしっとした足ごたえになるまでのストロークが増えたというか。
そうなると、ちょっと不安な感じも増してくる。なので、パッドを交換した。

今回はリアも減り気味だったので、同じパッドに換えた。
前後のパッドが同銘柄になるのは、7万キロ走って初めて。

ちなみにこれまでの履歴はというと、、、
■フロント交換履歴
19,000km:フェロードDS2500
33,000km:エンドレスMX72
52,000km:同上
64,000km:同上
72,000km:エンドレスMX72PLUS

パッドを換えたときは、そのパッドの摩材をローターに馴染ませると、あとあとイイよ、と言われた。特にMX72はカーボンセラミック系でフェロードとはガラッと変わるのでインストールが大事だと。
で、そのとき、ショップにたまたま居合わせたプロのレーシングドライバーに馴染ませるために走ってもらった。ありがたやありがたや。そのおかげもあって、あれからずっと、フロントはMX72を使い続けてる。
サーキットユースで特に不満はないし。

MX72はコントロール性の高さが売り。
例えばフジスピードウェイの1コーナー、ドカンと踏んづけたとき、「あ、踏みすぎたな」と思ってちょっと右足の力を緩めると、明らかに減速力が緩くなる。ホント、使いやすい。
熱ダレも僕みたいなヘタレドライバーでは気にならない。

交換履歴を見ると、最近は1万キロ前後で交換してる。
年間3〜4回のサーキット走行で、あとは峠を走ったり、フツーに走ったり。

今回はインターバルも短かったし、サーキット走行はツクバ1000とフジスピードウェイくらいだったので、これくらい余ってた。
使用済みブレーキパッド、フロント

つい最近、最新型の「MX72PLUS」が出たので、今回はそれをチョイスした。
摩剤の改良で制動力をキープしつつ、もちがよくなり減りにくくなったとのことで、ちょっとは期待してる。

■リア交換履歴
48,000km:ディクセル Type Z
72,000km:エンドレスMX72

フロント5回に対して、リアの交換は2回。こんなもんでしょうか。

キャリパーが500系のアバルトと見た目似てるので、パッドも同じかと思ったら、まったくそうではなく。プントとチンクのパッドは別モノ。共通でもいいのに。
プントは絶滅種なのでたいていの場合、在庫がない。今回も注文してから3週間かかった。

ホントは48,000km時の交換のときMX72にしたかったのだけど、そのような事情で緊急避難的にディクセルのスポーツタイプのパッドにした。
ノーマルのパッドから換えたとき、リアの制動力が上がって、フロントの制動力とバランスがよくなった気がした。

で、今回、同じ銘柄にしたら、さらにリアがガッと効くようになった。
リアも止まる実感が高まって、前後のブレーキのバランスもより改善されたと思う。
このブレーキで、フジスピードウェイの1コーナーを突っ込んでみたくなった。きっと、前よりも安定性が増してると思う。

交換したディクセルのパッドは左が斜めに減っていて、どうしてだったんだろう? と、ちょっと心配。
それにしても、リアのパッドは小さいな。

使用済みブレーキパッド、リア
斜めに減ってるのはなぜだろう?

交換後は、がっしりとしたブレーキペダルのタッチが戻った。
これで安心して走れるぞ!