マニュアル車の裏マニュアル(笑)[ 上り坂で車間を詰める後続車に注意を与える ]

マニュアル車の裏マニュアル(笑)[ 上り坂で車間を詰める後続車に注意を与える ]

プントの運転席回り
最近の運転環境。チーバくんは新Gセンサー(笑)

上り坂で車間詰めてくるヤツっているでしょ。こっちはマニュアル車なんだから、もしミスったらドン!とぶつかっちゃうってのに。
平たいところでいつもギリまで詰めてるから上り坂でもついやっちゃうんだろうな。それに最近はオートマばっかりだから、坂道発進で下がってくるマニュアル車がいることなんて、すっかり忘れてるんだろう。

すぐに通り過ぎてしまう上り坂だったら問題ないけど、渋滞の陸橋とか山の高速道路とかだと止まるたびにそんな車間詰め野郎に後ろに付かれたら、ヒヤヒヤしながら坂道発進しないといけない。僕も気を使ってめんどう。そんなとき、こんなふうにやってます、というお話です。

わざと下がる

渋滞の上り坂だと、何回か発進・停止を繰り返す。最初の方の停止で車間詰め野郎を確認したら、つぎに発進して停止するとき、ブレーキを踏まないでおく。そうすると後退し始めるでしょ。もちろん、このときバックミラーで後続との距離を確認してる。
上り坂なんで下がっちゃったねー、こっちMTなんでクリープしないんッすよ、的な雰囲気でなんとなく下がったフリして(笑)。

1回やってダメでも、2回、3回(そんなにできる長い上り坂はあんまり無いけど)とやってるうちに、どんなバ○でも異変に気づく。運転ヘタな野郎が前にいるって思われてるだけかも、だけど(笑)。
そして、車間を空けるようになる。
こうなればオッケー。次の発進でちょっとぐらいミスって下がってもスペース広がってるわけだから、後ろを気にしないで自分のタイミングでリラックスして操作できる。メデタシメデタシ。

後ろが鈍感バ○だった場合

わざと下がる演技しても気づかない鈍感バ○もけっこういる。前もろくに見ないで(スマホ見てる?)、なーんも考えずに運転してるんだろうね。上り坂じゃなくても後ろについて欲しくない。逆に脇見とかで追突されるかもしれないから。

不運にもそういうヤツに後ろに付かれたら、アイドリングを2,000回転に上げる。上げる、といっても運転席からは調整できないのでアクセルをちょい開けしてそのあたりの回転数を保つ。で、ときどき、吹かす。バンバン、と。
なーんかエンジンの調子悪いから様子を見るためにエンジン吹かしてるんだけど、なんかあったらなんかあるかもよ、みたいなちょっと不穏な気配を発散するわけですよ。要は、気をつけろよ、と。

鈍感バ○でも大体は気づいて、ちょっと距離を取ったり、中には車線変更したりするヤツも。単に、うるせえな、って思ってるだけだかも、だけど。
それでオッケー。俺はお前のその鈍感バ○な運転が嫌いでウチのアバルト プントの周囲からどいてほしかったので。

下り坂でプントの隊列
下り坂だとブレーキの鳴きがウルサい(笑)

ヒルホールドには頼ってない

ウチのアバルト プントには、上り勾配で止まると一時的にサイドブレーキをかけてくれるヒルホールドシステムが付いている。これが動作していると、ブレーキペダルから足を離してもクルマを止めていてくれるので坂道発進がしやすくなる。
マニュアル車のほかに、MTA(デュアロジックっていうんだっけ?)もクリープがないので装備されてる。

僕はこの機能、あんまりアテにしてない。
ヒルホールドはある程度勾配がないと発動しないんだけど(5%勾配だそう)、実際に走っていてその境目がよく分からないことが多い。効いてるよね、って確認するためにブレーキを放すとずるずると下がることがけっこうあって。最初からアテにし過ぎていると、痛いメにあう可能性がある。

またヒルホールドはアイドリングストップとも連携していて、
●ヒルホールド発動するとアイドリングストップONでもエンジンは止まらない。
●逆に勾配が緩くてアイドリングストップONだとエンジンが止まるので、ヒルホールド発動してないことが分かる。
うちの場合、アイドリングストップは常時OFFなので、ヒルホールドとの連携状況が分かりにくいのよ。

さらに、ヒルホールドは約2秒しかホールドしてない。2秒って、坂道でわちゃわちゃしたりするとあっという間だよ。ホールドが外れていきなり下がり始めて、さらに焦りまくったことがある。外れるとブレーキを踏んでも再度ヒルホールドが動作することはない、つまりフリーのままだし。

なのでヒルホールドは確かに便利な仕掛けだとは思うけど、全面的には頼ってない。
どんなときもどんなシチュエーションでも、ちゃんと自分で運転操作することが大事だと思ってる。

それと、扱いやすいプントのクラッチにも助けられてる。ペダルが軽く、しかもミートポイントがはっきり分かるのでつなぎやすい。だから坂道発進もしやすい。さすが、欧州ベストセラー大衆車の一族といえる。

坂道発進、最悪の思い出

あれはベレットに乗ってる頃だったから20世紀終わりの頃、安房峠(長野と群馬の県境)で渋滞にハマったとき、サイドブレーキのワイヤーが切れた!
峠の急な上り坂、前のクルマが止まったので僕も止めて、キュッとサイドを引いたらいきなりブチン! そしてサイドブレーキレバーがブラブラに。
こんな分かりやすいトラブルはない。しかも最悪の場所で!

それからは、長くつらい道だったこと!
前のクルマが動き始めたら、深呼吸して、心の中でカウントダウンして、3・2・1でアクセル開けてその瞬間、半クラッチ全開(そんなんあるんか?)でベレットをなんとか前に進めて。それを峠を登り切るまで、何十回やったかな。
クラッチ焼かないように半クラッチやり過ぎないように注意して。ヒール&トゥができたので、ブレーキからアクセルの踏み替えはそんなに気を使わなかったけど。
あんなに脂汗たらして登った峠はない。今となっては良い体験(笑)。

川口春奈も坂道発進!(笑)