ピケ、セナ、ドリフト、オーバーテイク!! [懐かしのF1ムービー]

ネルソン・ピケのことを書いていて思い出したのが、セナをアウトからドリフトでぶち抜いたシーン。

あのときは生中継があっても夜中。ビデオ録り忘れて見れなかった。いまはYouTubeで好きなだけ見られるようになって便利になったこと!

 



 

冒頭であげたシーン、ピケのスーパードリフトが「スゲー!」とよく言われているけど、アレには伏線があって。
あのシーン(ラップ)以前に、実はいちどピケがセナを抜いていた。それがこのシーン。

セオリー通りにインから抜いたけど、オーバースピードで1コーナーの出口でアンダーを出し、セオリー通りのスローインだったセナの逆襲を喰らってしまった。

ここで! ブチッっとピケがキレた。ように見えた
いやいや、僕にはヘルメット越しに、ピケの目が血走ってくのが見えたんです!!(笑)

「よーっしゃ!! ぜってー抜いてやる」って
ぜったい口走った、はず。ポルトガル語で(笑)。

で、有名なあのラップ、ドリフトシーンになるわけですね。

冒頭の画像みたいに、ムービーを止めると、スピンしてるようにしか見えない。
よく見ると、ほぼゼロカウンターのように見えるし、しかもあのスピードで超絶安定して、何ごともない風情で立ち上がっちゃってるし。
いやもう、これはスゴいとしか言いようがない。

ダウンフォースの効いた近代F1で路面のグリップをむりやり引っ剥がして、
ハンドリングが超繊細なフォーミュラカーでカミソリの刃の上を渡って行くようにして、
あんなハイスピードなのにドリフトのアングルを一定に保って、
アウトからぶち抜くんだもん。

D1じゃ、ないんだぜ。

スゴい人が、本気出したら、まじスゴい。
ブッ飛んでる人は、ホントにブッ飛んでる。セオリーなんか、クソ食らえ。
きっと、セナも度肝抜かれたに違いない。

ピケというと、セナとかマンセルの影に隠れがち、そんな印象だったけど、やっぱりスゴい人だったんだ、とあらためて再確認(ヘンな日本語だけど)。
リスペクトとか、そんなヤワなコトバを超えて、もはや「スゲー」としか言いようがない。

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パソコンを換えたら、外部端子がすべてUSB-Cになってるじゃないですか。で、慌ててこんなの揃えるハメに。Macintoshって、いつもこんなふうにマイペース。何となくイタ車に似てる?(笑)