ホンダF1のドキュメント番組、HNK BSでやってました
F1開幕、1週間前の日曜日、こんな番組をやってました。
しかもNHK、BSだったけど。それだけ世間で注目されているプロジェクトなんでしょうか。
とはいえ、さすがNHK、ペーペーの民放なんか絶対入れないような、イギリスの拠点のベンチルームの映像などもあり、それはそれで興味深く見られました。
日本の拠点は、ちょうどアロンソのクラッシュ直後だったので、さすがに取材禁止になったようだけど。
番組の半分くらいは、ホンダF1チャレンジの歴史。それも第一期の貴重なフィルムが出てきたので、それを中心に語られます。
シェイクダウンを鈴鹿でやっいて、宗一郎さんが満面の笑みで見ていたり、その鈴鹿がはラッパの真ん中で客席もなかったり。
それを、いまのCG技術でキレイに色づけして再生していて、まさに「色鮮やかによみがえった」という感じ。ホント、映画「三丁目の夕日」の世界。
成績が出ないので、宗一郎さんが川本さんの家に怒鳴り込んできたり、
市田さんが新エンジンの設計を始めたとき、じつは前任の川本さんとはまったく違う設計方針で川本さんが激怒したり、
それなので川本さんに内緒でホテルで2週間カンヅメになって新エンジンの設計をしたり、それを川本さんは見て見ぬふりをしてたり。
シリーズチャンピオンを獲った後、宗一郎さんが「ありがとう、僕の夢をかなえてくれて」って、畳にアタマをこすりつけるようにしてスタッフにお礼を言ったり、、、
いまだったらパワハラだったり、ブラックだったりするようなシーンがないわけではないけど。
ただ、夢とか目標があって、それをみんなで共有できていれば、どんなにつらいことがあっても「ブラック企業」だなんて言われないんだよね。
ホンダって、いい会社だよなぁ、って思っちゃった。
このムービーを編集して、リクルーティングの会場でみんなに見せれば、感化されて3〜4人くらい入ってくるかも、なんて思っちゃったくらい(笑)。
すでにオーストラリアGPのフリー走行は始まってて、マクラーレン・ホンダの調子は相変わらずイマイチだけど、やっぱり頑張って欲しいよね。
いまや、ホンダはF1の重要なアイコンのひとつなん
だし。
※画像はリンク先より
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