ドアパンチ、うちの３つの対策。［アバルト プントって、ドアがでかいのよ］

うちのアバルト プントはドアが大きい＝長い。
いま計ったら、129センチ（プレスラインのところで）。ボディ全長が408センチなので比率を計算すると3.16。ざっくり、全長の約1／3弱をドアが占めているわけ。

ボディ脇から大きなヨットの帆みたいにドアが張り出すから、風の強い日は気をつけてないとあおられて隣のクルマにドアパンチしたりしてしまうことも。
聞いた話では、風で煽られてドアが逆向きになって、ヒンジを複雑骨折 → 保険を使って修理、というパターンってけっこうあるんだとか。くわばらくわばら。

しかも重い。124スパイダー（＝マツダ ロードスター）のドアを開けたとき、小さくて軽くて超感動したくらい。
いつも、ヨイショ、とドアを開けてる。ただ、重いせいで乗り込んでからちょっとドアを引っ張ってあげるだけで、あとはドンと勝手に閉まってくれる。そのときの音が雑で軽い感じで、いかにもちょっと前のイタ車っぽくて、好き（笑）。

そんなふうに大きく重いドアなので、出かけた先の駐車場でのドアパンチにはすごく注意してる。
まず、自分が隣のクルマにしないように。
そして、隣のクルマから自分がされないように。
気をつけているのは次の３つ。

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1つ目は、小さいクルマの隣に停める。つまり、スペースの広いワクに停める。

大きなうちのドアでも開けやすいように、隣のスペースが空いている駐車ワクを探して停めてる。隣がこんなふうに小さいクルマが止まってるワクとか。でも、こんなクルマが停まってたら、どうしてもその隣に停めたくなるけど（笑）

それから駐車ワクのいちばん端も狙い目。うちのは左ハンドルなので、向かって一番右端のワクが空いていたらだいたいそこに停めている。そうすると左側の余地があるので、心置きなくでっかいドアを開けられる（ことが多い）。

2つめは、ピカピカのクルマの隣、つまり、大事にされていそうなクルマの脇に停める。

ピカピカにコーティングされているクルマとか、ちょっと古くてもちゃんとメンテナンスしてるクルマ、あとは輸入車とか、買ったばかりの新車とか、そういうクルマの隣を選んで停めるようにしている。
自分のクルマを大事にしてるなら、他人のクルマも気づかってくれそう、という、これは僕の勝手な思い込み。だけど、僕自身がそうしているから、きっと他の人もそう思ってくれているはず。という、僕の「自分がそうならあなたもきっとそう理論」に基づく対策なので、定数的な効果があるかどうかは定かではない。

3つめは、ヤバそうなクルマの隣には停めない。停めるときは写真を撮っておく。

2つめの逆の論理。凹みや擦り傷がいっぱい付いたクルマとか、ホコリまみれだったリタイヤにヒビが入っていたり。
そんな放ったらかしにされているクルマを運転しているのは、クルマに関してはきっとヤバそうな人だ。ヨボヨボでアクセルとブレーキを間違えそうなお年寄りかもしれないし、もしかしたら無保険車かもしれない。そもそも免許持ってなかったり、最悪盗難車かもしれない。君子危うきに近寄らず。

さらに駐車ワクに斜めに停めてるとか、おかしな停め方をしているドライバーは、ヘタクソか、まわりに頓着してないか、すぐにでもトイレ行きたい（笑）か、きっとそのどれか。これもリスク高そう。なのでそんなヤツの隣も選ばない。

あと、ワンボックスの隣も停めない。
以前、駐車後のワンボックスで親がスライドドアを開けたら、子どもが地面に転がり落ちてきたことがあった。
そんな隣にうちのクルマがいてドンとぶつかったりでもたら、やれ子どもがケガしたとか、うちのアバルト プントがへこじゃったじゃん、どうしてくれる？ いやいや子どものケガの方が大事だぞボケ、何言ってんだ単に親のお前の不注意だろカス！ みたいな面倒くさいことにきっとなりそう、と思ってそれ以来、ワンボックスも避けている。

ワンボックスはふつう、子どもや老人が乗っている確率が高い。ということは思いきりドアを開けてパンチ！とか、子どもがふざけたり老人が転んだり、買い物の荷物をぶつけられたりしてうちのアバルト プントのボディにパンチ！といった危険もあるし。

しかし、駐車場が混雑していてワクが空いてない。せっかく見つけたワクも、そういうリスキーなクルマの隣だったりして、泣く泣く停めないといけないこともある。そういう場合は、写真を撮っている。相手のクルマのナンバーとか、うちのアバルト プントの隣り合わせのところとかを撮っておいて、ほら、ウチのクルマの脇にあなたのクルマが停まってたでしょ、という証拠を残しておく。
もしドアパンチとかの被害にあったら、これで犯人捜しをするつもり。証拠として役に立つかどうかは不明だけれど、何もないよりはマシ。

お店が扱ってるモノの値段と、駐車スペースの広さは比例する。

という法則があると思っていて。

いつも行く安さが売りのスーパーは、とにかく駐車場が狭い。駐車場内にキチキチに詰めて停めさせられる。
で、たまにイトーヨーカドーのような大資本（笑）のお店に行くと、駐車場がゆったりしていて、うちのアバルト プントの大きなドアも、安売りスーパーよりは大きく開けることができる。なんだかそれだけで嬉しい。

いつもどんだけ安売りの店に行ってるんだか、っていう話だけど。
そもそも、そういう狭い駐車場の店に行かなければ、駐車するぐらいで何もこんなにチマチマと気を使わなくてもいいんだけど、そういつも“お大尽”のお店ばかり行ってられないのが、現実ってもんだ！

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他人様にドアパンチしても大事にならないよう、こんなのも売り出されているけど、正直、イマイチな感じなんだよなぁ。