パッシングができない! うちのアバルト プント[どうでもいいような細かいこと]
そう、パッシングできないんです。うちのアバルト プント。
※コメ欄にもあるように、銅もできるみたいです。っていうか、できました。でも、これはムリ。クリック感がないので、使えないっす。
フツーのクルマの場合、
①ウインカーレバーを手前に引くと、一瞬、ヘッドライト上向き=パッシング
②で、レバーを向こう側に押すと、ずっと上向き
という操作だと思っていたんだけど、それが、うちのアバルト プント(フィアット車全般?)は違ってました。
うちの場合ウインカーレバーは①の動きしかしない。そのとき、ヘッドライトはずっと上向きに切り替わる。
なので、パッシングのようにライト点灯を操作しようと思ったら、
いちど手前に→それを戻して、という操作を繰り返さないといけない。
フツーなら、カチカチッとウインカーレバーを手前に引くだけなのにね。
なので、前を走る風吹裕也のロータスヨーロッパに、その後ろから「おらおら、オレ様が近づいてきましたよ」ってヘッドライトをフラッシングさせて知らせたい、そんなシチュエーションがあったとき(あるわけないw)、ウチのクルマの場合、ウインカーレバーを引いたり戻したり、引いたり戻したり、引いたり戻したり、それを繰り返さないといけない。
しかも走りながらやろうとすると、クルマが揺れた拍子についレバーを上下方向に動かしてしまったりする、つまりウインカーが付いちゃったりする。チカチカ・・・おまえ、なんでそこで曲がろうとする? って周りの人は思うに違いない。
とってもマヌケ(笑)。
ヨーロッパではパッシングしないんですかね。
また、最近はほかのクルマもそんなレバー操作になってるんでしょうか? フィアットだけ??
ちなみに、チンクエチェントはスモールライト点灯のスイッチもない=ヘッドライト点灯スイッチのみだし。
そんな感じで、クルマに乗ったり使ったりするときの操作やそのためのスイッチが、だいぶ簡略化されてるのが乗っていて分かる。
ドアロックのボタンというかノブはない。基本、ダッシュボードの電磁ロックのスイッチで制御している。初めて乗ったとき、「最近のクルマはこうなってるんだ!」と妙に感動した。窓枠にこけしのようなロックノブが突っ立ってるような、古いクルマしか乗った経験が無いものですから、、、
おかげでカギ詰めみたいなトラブルはなくなったし、防犯上もその方がいいと思う。
リアハッチのキーシリンダーもなくなってる。これも防犯上の理由もあると思う。
あ、防犯上といえば、車台番号もヘンなところに刻印してある。「防犯上」、どこにあるかはここには書かないけど(笑)。
ドラミラーヒーターも装備されているけど、それ専用のスイッチはなく、リアガラスの熱線と共有されている。装備表にドラミラーヒーターの表記はあるのに、車内にそのスイッチがなかったので、マニュアル見て探してしまいましたよ。
だから、ドアミラーだけ曇ったときでも、リアの熱線をONにしないといけない。「リアの熱線を使いすぎるとバッテリーが上がる」と言い伝えられてきた旧世代なので、ちょっと気になる(昔のクルマは電気周りが貧弱だったので)。
そんなふうに、2000年代初頭に設計・製造されたうちのアバルト プントには、スイッチとか操作部分が簡略化されているところがいくつかある。直近で設計・製造されているクルマはもっとシンプルなのかな。
その方がコストダウンにつながるし、部品が少ない分、トラブルや盗難などのリスクも減る。良い事だ、とは思う。
ただなぁ、カッコ良くパッシングしたいな! 別に風吹裕也に出くわさなくても(笑)
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