アバルトカップ第2戦。勘違いは、タイムアップのはじまり(笑)
どーして4秒も遅いんだ!(もはやここから勘違い)
前回、第1戦のタイムは、65.62秒、これに排気量やクルマの年式とかで課せられるハンディが加わる。僕のアバルト プントはプラス2秒なので、集計タイムは67.62秒。これが前回タイム。
ところが僕は、65秒台を集計タイムと勘違いしていて、そこから2秒マイナスした63秒を素のタイムと思ってしまっていた。なんという思い違い!
だから、第2戦の練習走行で67秒台の掲示を見て愕然、なんで4秒も遅いんだ!! 何だかメラメラと怒りが湧いてきたわけですよ。いや、勘違いだったんですけどね(笑)
とはいえ怒ってるばかりじゃダメ。「手アンダーじゃないの」といった、ツクバ1000でのプロのドライバーのアドバイスなども思い出し、ハンドルを切るときは切る、ブレーキを踏むときは踏む、といったメリハリに注意しながら走り、本番1本目は65.42秒。このタイムでもホントは前回ベストを上回っているけど、本人は63秒台と勘違いしちゃってるから、「あと2秒縮めなきゃ」と躍起なわけです(苦笑)。
で、2本目は64.77秒。あと1秒縮めないと前回ベストに及ばない!と、勘違い続行中。ホントは1秒近く短縮できてたんだけど。
天候は前回よりも気温が上がってターボには不利な条件もあったけれど、そんなことは眼中になく。
このイベントのいいところに、フリー走行があるわけです。
2回の計測後、集計が終わるまでに時間があるから、その間、走りたい人は走れる。当然、僕もプントを待機列に並ばせました。
フリー1本目、それまでの3本の走行を思い出して、大事に曲がるコーナーと、思いっきりアクセル開けるセクションを整理して、徹底するようにしたら、やっと出ましたよ、63.97秒。勘違いの目標タイム(笑)にやっと近づけた。
このコース、路面のアンジュレーションでクルマが飛ぶ個所がひとつある。ほかのクルマを見ていると、加速力があって足が硬いクルマは前輪が一瞬路面から離れる。何だかちょっと怖い。
そこがどうもうまく走れていなかったのだけど、もうここまできたら行くしかない!
その後の走行で、ラインを調節するなどしてうちのアバルト プントもふんわりジャンプ。リバウンドのストロークが長いおかげでタイヤが路面から離れることはなく、またその後のショックも思ったほど大きくなく、揺り戻しもなく。けっこう安定して走り抜けることができた。なんだ、やってみたらあんがいOKじゃん。
そんなふうに、去年夏のミニサーキットでもやった、「エイヤッと走る」をさらに徹底させたら、なんと63.29秒。えーと、、、たしか前回は63秒台の中頃だったから、これでなんとかクリアできたな。と、満足してタイム計時の写メを撮っていたら、そばにいた人が「よかったね!」と声かけてくれた。うれしい!!
というわけで、勘違いが思わぬエネルギーになって、実際には2秒強もタイム短縮できてしまった。やればできるじゃん。
その理由として、やっぱり「手アンダー」をはじめ、いろいろ教えてくれたプロのアドバイスがあったことは間違いない。ていねいに走るべきところは、しっかりていねいにスムーズに走れた。これがタイム短縮にけっこう効いたと思う。以前だったらムキになってアクセルを開けて火の玉ドアンダーになっていたと思う。
その一方で、アクセル開けるところはしっかり明け切らないとダメだな、とも。つまり、クルマのポテンシャルを出し切れるよう、思いっきり走らせる。
ていねいに走らせるだけでなく、行くところは行く。この相乗効果でタイムは縮まるんじゃないかと。
収穫ありの第2戦でした。
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