右手首が痛い、がぶり返した。クイックシフターのせいかも。

右手首が痛い、がぶり返した。クイックシフターのせいかも。

右の手首が痛い。ある特定の角度で力を入れると、カキーンっと瞬間的に痛くなる。これって腱鞘炎なのか。なったことがないので自分でもよく分からないんだけど。

痛くなったのは、これで富士スピードウェイを約50分、連続走行してからだ。
走った直後、右手首が痛かった。でも、2、3日したら痛みを感じることはなくなった。
と思っていたら、少し前から冒頭に書いた感じで、再び、あのときと同じ痛みを感じるようになった。寒くなって、潤滑油が効かなくなってきた? おっさんだからねぇ。

 



 

で、なぜ、痛くなったか。
このクイックシフトキットじゃないかと思ってる。
これを装着すると、前後方向に少しストロークを短縮できる。
その代わり、シフトタッチがちょっと硬くなる。引っかかる、というか。リンク先のテキストには「コクッ」とか書いたけど、まあ、いってみれば抵抗感。
サーキットでは回転域が高いので、特に低いギアは入りにくくなってることもあるかもしれない。
また、クラッチやフライホイールの経年劣化も、ギヤを入りにくくさせてる要因かもしれない。
とにかく、引っかかるんですよ。
そのせいで、手首に負荷がかかる。何となくシフトしながら走ってる街乗りはともかく、目がつり上がってリキも入って回数も頻繁なサーキットなら、負荷はさらに大きくなってるはず。

クイックシフトはシフトノブの“棒”を延長してストロークを縮めてる

特に3→2速に入れるときは、かなり硬い。富士スピードウェイなら、1コーナーへと、ダンロップ下シケインへの突っ込み。
ちなみに、一周でどれくらいシフトアップ&ダウンしてるか、ムービー見ながら数えてみた。20〜21回。素人でシフト操作が一定じゃないし、速いクルマに抜かれたりするときはシフトタイミングも変わるので周回でばらつきがある。
25周走ったので全部で約500回、約50分の走行だったから1分で約10回、約1.7秒に1回はシフトしてた計算。
昔のモナコみたいに1秒で数回、1レース3,000回! なんて凄い数字にはならないけれど、こうして勘定してみると、けっこうシフトしてたな>俺

「そんなにストロークが短縮されるわけじゃないし、操作のときの抵抗感も増えるので自分は付けてない」という友人もいる。
その人のプント EVOのシフトは凄く軽くてスムーズ。2速もサクッと入ってた。確かに前後ストロークはちょっと長いけど。
ミッションの歯車どうし、きちんと馴染んで噛み合ってる印象がシフトノブを経由して伝わってきていた。

街乗りとかの雰囲気は良くなるけど、サーキットなどでの“実用”にはあまり向かないのかな、と思ったり。

素早いシフトのしかた、この本にも書いてあって、やってみるとあらびっくり!