まだ新車で売ってるプント、しかしこのチンクはなんだ?[500 Spiaggina(ビーチ仕様)]
まだRRだった頃のNuova500、何度か販売終了が発表されたにもかかわらず「気がつくと売ってる」状態だったらしいです。アルファロメオだって、ジュリア(初代の方)のベルリーナを一度終売したのにもかかわらず、「Nuova Super」と銘打って復活させたりしてたし。
だいたい、国営テレビで「ただいまの時間、9時23分です」だなんて、めちゃくちゃ気まぐれな時報を平気で流す国だから、イタリアは。メーカーのアナウンスがころころ変わったりしても、まー、いつものこと。
なので、日本ではとっくのとうに販売終了してるプントが、本国ではいまだにオフィシャルサイトに載ってても、ぜんぜん不思議じゃない。詳細ページを見ると、LNGガス仕様とかもあるらしい。さすが実用車。
屋根のないチンクが載ってるじゃないですか。これって、ショーモデルじゃなかったっけ??
「Spiaggina(ビーチ仕様)」と名付けられたこのFFチンク、上記リンク先によれば立派な生産モデルとのこと。オフィシャルサイトのアイコン画像を見る限りでは、そのまま楽しく乗れそう。ただし2人乗りだけど。
けど、そのアイコンをクリックしても、肝心なことがほとんど書かれてない。
「興味あったら問い合わせてね」ってスタンス。お金持ち相手の商売になるから、あまりガツガツしなくても、ってことなのか。
ちなみに、屋根ありの方は「500 Spiaggina ’58」として詳細もあがっている。おしゃれな色だし、屋根開きだし、海がなくても日本の道でも毎日フツーに乗れそうだし、良いんじゃないかな。
屋根ありはプライスも出ていて、27,950€から。ということは日本円でだいたい360万円、日本に持ってきたら400万円を超える。ちょっとシャレにならないかな。
アバルト595のベースモデルが254,000€だから、買ったついでに車高調が入れられそうな勢いのプライスだな、と思っちゃったのはやっぱりアバルト乗りだから!?
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こっちの500だったら、タイムセールで4,200円で乗れる!(2018年12月11日まで)
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