ガラス系のホイールコーティングはちょっとずつ、がコツ [ “クルマ弄り筋”の劣化に気づく ]

ガラス系のホイールコーティングはちょっとずつ、がコツ [ “クルマ弄り筋”の劣化に気づく ]
ホイール交換後初日の雄姿

「クルマ弄り筋」がずいぶん劣化したなー! って実感したよ。コーティング作業後、ふだん使ってない体のあちこちが痛い。腰や内股、手首とそこから肘の内側のほか、細かい作業を続けたせいか指先も痛い。何日もイタい。冬の間、ほとんどクルマ弄りしないで、ボ〜っと生きてきた報いかも。

恥ずかしくなるほど真っ白なホイールを手に入れたのはいいけれど、お約束のダスト汚れが予想以上にひどい。クルマを受け取ってから自宅まで40キロぐらいしか走ってないのに、もうこんな状態。やれやれ。

たかが40キロ走っただけで、これとは!?

「もしかしてこれってガラスコーティング仕上げしてない?」と、淡い期待をこめてホイール装着をお願いした某御大に聞いたところ、
「どうだったかなー」とすっとぼけ。
「だったら最初に言ってくれればやっといてあげたのに」と、そのショップのメカの人に言われ。
というわけで、慌ててコーティングすることに。

 



 

「だったらガラス系がいいよ、ボディのコーティングでもガラス系が一番汚れにくいのと同じ」と、いつもお世話になってるタイヤ屋さんからアドバイスを受け、さらに業者用の製品を安く分けてもらった。ホントはここで施工してくれるのだけど、体力増強の一環として(要はカネがない)自分で施工することにした。

1.タイヤを外す
2.水洗い
3.パーツクリーナーで脱脂
4.コーティング
という順序でタイヤ4本、ジャッキアップして片側2輪ずつ、シコシコと。隣の人から「精が出るわね〜」と冷やかされつつ、汗をかきつつ。

裏側はこんな

複雑なデザインで、洗うのもひと苦労

見ての通り、スポークが13本(オリジナルは20本あったそう)もあるので、面倒くさい。細かな凹凸もあって(だからゴツくてカッコ良く見えるんだけど)、指でひとつひとつ本当にシコシコやらないと汚れが落ちない。コーティングにしても、ホントにできたかどうか不安だし。この作業でかなり指先を痛めた。
ホイールを外して作業したので、細かいところも納得いくまでコチョコチョできて、それはそれで良かったかと。

洗浄後、水滴を拭き取るのにうっかり綿タオルを使ったら、表面に非常に細かいキズが付いてしまった(泣)。光を当ててよく見なければ分からないほど小さいキズだけど、新品なのでちょっとガックリ。1本目で気づいて、それ以降、洗うときからコーティングまで家にあったファイバークロスを引っ張り出して作業した。

コーティング剤は少しの量でもよく伸びてやりやすい。ただ、ガラス系なのですぐに硬化が始まる。その際、厚塗り部分があると光沢にムラができたまま固まってしまうので注意が必要。なので塗ったら時間を空けずに拭き取るべし、とマニュアルには書いてある。そのため、ホイールまるごと一気にコーティング剤を塗布しないで、4分割位でちょっとずつやりなさい、とも。

とはいえ、このデザインのホイールだと4分割するより、ディッシュ、スポーク、スポークのウラ、とデザインの部分で分けて塗ったり拭いたりした方がやりやすかった。

コーティング後は、ブレーキダストがスカッと取れるようになった。ちょっとした油程度だったら、拭けばすぐに汚れが取れるし。
ただ、ケルヒャーの高圧洗浄だとイマイチ。ブラシかファイバークロスか何かでちゃんと拭かないと、スカッと白くならない。

凹凸もかなりあるデザインなので、汚れ始めたら加速度的にこびりつくんだろうな。それを避けるにはちょいちょい洗ってやらないといけないんだろうけど、クルマ洗ってるより走ってる方が好き、そんな僕にはちょっとムチャなチョイスだったのか、といまさらになって後悔したり、、、

でもやっぱ、カッコいいんだよ、このホイール。
これ見てるとクルマ弄り筋をもういちど鍛え直すぞ!とも思ったり。

こんな感じのコーティング剤だった、今回使ったのとは違うけど。