EVでCO2排出ゼロなんて絶対ムリ、ガソリン車に乗ってたほうが地球にやさしいのよ
2030年代にはクルマの電力を電気中心に切り替えよう、という政府方針が出たor出るらしいけど。
コトの本質を理解せずに、大本営発表の情報をタレ流すんじゃないよ、マスコミさんよ、と我らの豊田章男社長が吠えてくれました(笑)。
詳しく書いてあるのはこの記事かな。
また、それを受けて「そんなん絶対ムリ」という記事も出てました。ただ、この版元はポジショントークが多いので、眉にツバ付けて読まないといけないんですが。
天下のトヨタ社長とはいえ、政府方針に噛み付くんだからたいしたもの。
でもさ、噛み付きたくなるよ。だって、
◎EVのリチウムイオン電池は、製造時にめっちゃCO2排出する
◎日本の発電は火力発電が多く、EVに電力供給=発電増量するとCO2がさらに増える
◎だからといって太陽光とか風力とかの再生可能エネルギーはまだぜんぜん足らず
◎だからといって原発作るんですか(章男社長の会見だと原発10個くらいは必要になるとか)
こんな、僕だってすぐに思い付くことで、
章男社長も会見の中でエビデンスと一緒に取り上げている問題が、まったく論議されてないんだもの。
しかも上記の眉唾DIAMOND Onlineの記事には、こんな一文も。
生産から使用、廃棄にいたるライフサイクル全体で見た場合の試算がいろいろ出ているが、概してみると、現状の発電構成でもEVのほうが一般的内燃機関車よりCO2排出量が少ないという結論が多いようだ。
どの程度削減できるのだろうか。EVSmartBlogというサイトが行った試算では、新世代ガソリンエンジンであるマツダSKYACTIV-X搭載車とテスラ・モデル3の比較で走行9万~11万kmでEVのCO2排出量が少なくなるとしている。
10万キロも走らないと優位性が出てこないなんて!
うちのアバルト プントでさえ、7年乗ってまだ8万キロだよ。
フツーの家だと車検2回目、5年くらいでクルマを買い替えるのかな。
そのときの走行は3〜5万キロ前後? よっぽど走る人じゃないと、たった5年で走行10万キロは届かない。
しかも、EVがガソリン車よりも優位になるのは10万キロ超えてからだからね、15万キロ、20万キロと走らないと意味がない。
月に1,000キロ走ったとしても、最低12年以上かかる。
だったら、ガソリン車でイイじゃん。
5年くらいで乗り換えても、まだまだCO2排出少なくてぜんぜんOK!
リチウムイオン電池と違って希少な素材使ってないし、リサイクルできるし、
何より作るコスト安い=車両価格安いし、ガソリンスタンドとかのインフラもあるし。
はい、結論出ました。以上終了
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