雨の峠、アラゴスタの減衰とか、コンチネンタルタイヤのウェットグリップとか[ ある日のリマインド]

雨の峠、アラゴスタの減衰とか、コンチネンタルタイヤのウェットグリップとか[ ある日のリマインド]

思い立って、いつもの峠へ

アラゴスタの減衰、ホントこれでイイのか悩み初めて、ちょっと試したくなったのでいつもの峠に出かけました。
そしたら雨が降り出しちゃってー、、、なんだかグダグダなことに。
発見もなく、結論もなく、ただただリマインド。

コンディションはこんな感じでした。外気温20℃

減衰は前後とも11戻しに戻る

去年のONTAKE以来、ボディの動きが感じられる柔らかめが気に入って、前後15戻しまで試してた。
だけど、街中を流すようにして走るとき、路面にもよるけど、ピョコピョコとピッチングが気になるようになった。もともと、プント自体、乗り味はそれほど落ち着きのあるクルマじゃないんだけどね。

さらに。
ブレーキングでリアが落ち着かなくなるときが増えた。
まっすぐ止まろうとするならまだ良いんだけど、曲がりながらブレーキをかけると、リアが逃げる。それでナリモの1コーナーとかハーフスピンしたり。

こんなふうに落ち着きのないのは、リアの減衰を弱くし過ぎて、リアが浮いているせいだ、と。
じゃあ、ということでまずは初心に返って、11戻しで走ってみるべい、と。
それで峠に出かけたんだけど。

雨降ってきちゃったじゃんかー。。。
ドライでもよく分からないのに、こんな状況で減衰変えたって、ファクターが多すぎて混乱しちゃう。
それに万一のことがあったら危ないし。
で、腹を決めて、減衰は変えないことに決めた。

結論としては、何事もなく走れた。路面はフルウェットなので、もちろんそこそこのペースでだけど。
峠なのでアップダウンがキツい。特に下り坂で強めのブレーキをかけて回り込んでも、リアがブレイクする様子は感じられず。
またフロントの接地感もちゃんと感じられて、そのおかげで自信を持ってアクセル開けたりブレーキ踏んだりできたし、
そこからインにノーズを向けたり、立ち上がりでアウトを目指したりするときも、狙ったラインをトレースできたし。

アラゴスタ@リア
装着後1年が過ぎて、ちょっと年季が入ってきた

要は楽しく、気持ちよく走れた。
なので雨とはいえ、怖いことにならずに、峠を下ったり降りたり、あ、それは一緒か! 自分が思い描いたペースで登ったり下ったりできた。
なーんだ、これでいいんだ??
とはいえ、こんどはドライで走らせてみたい。

コンチネンタルのウェット性能は?

今回のタイヤは、この前替えたContinental MC6。
雨の日にちゃんと走ったことなかったので、この日、思いがけず雨になったけど、ウェットグリップの状況を確かめる良い機会になった。
どちらかというと、こっちの方がメインになったり。ちなみに内圧は峠下のガソスタで前後2.4kPaに合わせた。

うん、良かったよ。
峠の雨なので、道路を横切るように雨水が流れてたりしてたけど、そこを突っ切っても何かが起こるワケでもなく。
ブレーキも舵も、こちらが期待するようにちゃんと応答してくれて、走っていて特に不安に感じることはなかった。
ターンインのとき、ちょいちょいとブレーキを踏んでノーズをインに向けるときなんかも、コンチくんは繊細に働いてくれて、思うようにインをなめて走ることができた。
また、↑でも書いたけど、ブレーキングやターンインのときなども、路面としっかりコンタクト取ってくれるし。
僕程度のヘタレが、雨の中、峠をフツーのペースで走る分には申し分なかった。

ただね。ホンネを言うと、71RSの方がもっと良い。やっぱりね(笑)。
ヨコ方向の安心感とか、タテ方向の粘り強さとか、、、
コンセプトも作りも減り方も、そして何よりお値段も別のカテゴリのタイヤなので、直接比べるのはアレなのは分かってるんだけどね。
リバプールのゲームを見なれちゃうと、FC東京のゲームがいまいちモッサリ感じる、みたいな。比べちゃいけないよな、別カテのゲームとして見ないと。と、いうのと同じことかな(苦笑)。

次はナリモで

こんど、ナリモで練習会があるので、BSの71RS(ただしチビた2年モノ)に履き替えて、減衰をいろいろ試してみようかと。
雨の峠よりもグッとスピードというか負荷をあげられるし、そのときどんな挙動になるのか、強くしたり弱くしたりして。
あそこは回り込むコーナーばかりだから、わざとリアの減衰を抜いて振り出しやすくしてみたらどうか、とか思ってるんですけど。はたして上手くいくか。
また雨降ったりして(笑)

アラゴスタのバッグ
関係ないけど、アラゴスタの説明書を入れるバッグ、実はiPadのケースにちょうど良いw