ガソリン車も電気が大事だ[ バッテリー交換で楽しさよみがえった、ウチのアバルトプント ]
バッテリー交換でこんなに変わるんだ!
まず、トルクが復活した。エンジン回転が滑らかになったので、回して楽しいプントのパワーが蘇った。なので、走って楽しい、こりゃ楽しい。
回転フィールが改善したおかげで、アイドリングも静かになり、へんなバイブレーションがなくなった。始動時も、瞬間的なクランキングで着火するようになったし。
これ全部、バッテリーを新しくしたおかげ。ガソリン車といえども、やっぱり電気が大事だよ。
寒くなった頃からエンジンが調子悪くなってた
12月に入って寒い日が何日か続くようになった。そのタイミングでチョイ乗りの機会が増え、気づいたらアイドリングで妙に振動が出て、そのせいでダッシュボードのあたりからビビリ音がしたり。
高速道路に乗っても、合流路の加速がイマイチだなー、と。さらに巡航からの加速でも今まで感じてた力強さが足りなかったり。これって、寒くなったせいじゃないよね、って思いながら走ってた。
ここで理系のオーナーさんだったらバッテリーチェッカー取り出して電圧は買ったりするんだろうけど、僕はモロ文系なので(笑)、すべてカンと経験に頼るわけです。
バッテリー、3年目だったので
この変調の原因、たぶんバッテリーだろうな、と思ってたのよ。
交換したのは2020年10月、なので3年以上使ってる。ちなみに2年で交換がメーカー推奨。ただ、10月に時点でメカのフージーにチェックしてもらったところ、電圧も充電の状況もとりたてて問題なく、「今のところ大丈夫」とのことだったので、そのまま使ってきてたんだけど。
寒くなったりチョイ乗りが多くなったりで急に劣化が進んだんじゃないか。それに何より、寿命だしね。
“良い火花”は大事
で、交換したんだけど、こんなに激変するとは思わなかった。
考えてみれば、それにウチのプント、ハイスパークイグニッションコイル使ってたりで電気は大事。ちゃんと電圧が来ないと、キッチリガソリンに火がつかない。つまりちゃんとパワーが出ない、楽しくない。
「良いガス、良い空気、良い火花」はエンジンの基本って昭和時代によく言われてたけど、平成の今になっても変わらないんだな。
「バッテリー突然死」はウソ
アバルト界隈でバッテリーが突然ダメになる「突然死」が良く言われるけど、アレは僕に言わせてもらうと単にオーナーが鈍感なだけ。“ボーっと乗ってんじゃねぇよ”ってやつ。
だいたい、アバルトのアイドリングストップは信用できない。たぶん、よく開発もしないで急いで導入したからじゃないか。アレ多用しているとバッテリーが早くイカれる。純正バッテリーでもダメ。買い物とかチョイ乗りが多い知り合いのプントは1年半くらいでバッテリー交換が必要になった。
それにバッテリーが弱ってくると、必ず何かシグナルが出る。うちの場合、ギアレバーポジションセンサーのエラーが出る。御大のご高説では、電圧に敏感なセンサーは少しでも電圧が下がるとエラー吐くやつがいる、とのこと。
それだけじゃなく、今回のように何かエンジンがガラガラし始めたりとか、よくある、クランキングに時間がかかるようになったり、とか。あとは寒くなったり、梅雨の季節にワイパーとかエアコン多用してるときとか、ちょっと注意してあげれば、なんか異変に気づくはず。
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