たまにはエンジン回そうぜ ［ そうしないとこうなるよ ］

トップ画像が心霊写真みたいになっていてちょっと不気味だけど、これはビニールをかぶっているせい。
それにしても、この傘の壊れ方は恐ろしや、おそろしや、、、
ピストンが一生懸命、圧かけても、すーかすーか抜けていくのが想像つく。そうなると、、、

無惨な姿になってしまったのは、うちのアバルト プントと同じマルチエア・エンジン、その排気バルブ。
こんなふうに並んでいるので、3番なのかな。

エンジンあまり回して乗ってない → スラッジとか溜まりやすい
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オイルもあんまり交換してない → そのスラッジがなかなか洗浄されない
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そのスラッジがバルブに張り付く
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爆発したときにその部分が異常燃焼を起こす
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そこがムチャクチャ熱くなって金属が崩壊
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で、トップ画像の状況に

と、メカのフージーが修理の手を動かしながら説明してくれました。おじゃまさまでした。
「たまには回して乗れば、こういうの、防げるんだけどなー」とも。
回すことで燃料系統とかシリンダー内にたまったスラッジがガソリンと一緒に燃えて、きれいになる。
さらにオイル交換もこまめにしてあげることで、さらにきれいになる。
「そうすりゃ、こんなめんどくさい修理しなくてすむんだけどよー」
イタ車はドイツ車みたいに整備フレンドリーに設計されてないことが多いから、オイルフィルター換えるにも大げさなレンチが必要になったりで、確かにタイヘンなんだけど（いつもお世話になってます！）。

そういえば、ディーラーに「調子が悪くなった」って入庫してくるアバルトが多い、と。で、よくよくみてみるとほとんどの原因プラグかぶり、だって。
理由は、あんまり回さないで乗ってるから。
ディーラーは都内にあってお客さんもその周辺が多く、つまり、あんまり回せる環境じゃないけど。

でもさ、せっかくアバルト買っておきながら、回して乗らない、ってどういうこよ。だったら軽とかリーフとかで充分だろ。サソリのエンブレムのシールでも作って貼って乗ってれば。
しかも、アバルトはアルファロメオ ミトとかと違って、プラグ9番ですから。ノーマルで。だから、かぶりやすいよ。今のはどうなってるか知らんけど。

たまには回して乗ろうぜ。せっかくのアバルトなんだもん。そんなんじゃ、せっかくのアバルトがもったいないよ、余計な修理代だってもったいない。
高速の料金所の立ち上がりで、ぶわーっと引っ張るだけでもいい、って聞いたけど。

ちなみに。
僕の友だちはサーキットとかでエンジンぶん回している人ばっかだから、プラグかぶらせるようなのはおらんよ。
サーキットでコースアウトしてエンスト、そのときにかぶらせる人はいるけど（笑）