デルタカップ参戦記 その2 [ フィアット純正パンク修理キットを使ってみた ]

デルタカップ参戦記 その2 [ フィアット純正パンク修理キットを使ってみた ]

デルタカップ参加の皆さま、ほんと、その節は拙車プントのパンク修理に付き合っていただき、大変ありがとうございました。m(_ _)m
特にTwitter(いまのX)フォロワーの方、最初から最後まであれこれありがとうございました。「フォローしてます」なんて、まさかこんなところでリアルフォロワーさんに会えるなんて思ってもなかった。パンクで文字通り頭の中パンクしてる中、うろたえすぎてまともな対応できず、申し訳ありませんでした。放課後「付き合ってください」って告られた気分ってあんなかな、なんて後から思ったんですけど、そもそも告られたことがないので分かりません。

応急用でしかない、フィアット純正パンク修理キット

結論から言うと、この修理キットで走れるようになったとしても、近くのガソスタとかにたどり着いたらちゃんと修理してもらうか、タイヤ交換するべし。つまり、応急用。
今回はこの修理キットでは直らなかった。開いた穴が大きかったせい。このときは太いクギ位の穴ができてた。そうなったらこの修理キットは効かない。こんなふうに修理液がだらだら出てきちゃって。
パンク修理キット使用中

使い終わったパンク修理キット
使い終わったパンク修理キット。シガーソケットから給電するエアポンプで、タンクの修理剤をタイヤに送り込む

なので、何か刺さっていたらそのままの状態で、修理液をブシューっとした方が塞がりやすいですよ、とこれはいつものタイヤマンから聞いた話。
で、穴が塞がって走れるようになったとしても、速度は80km/hまでと制限されてる。

ちなみにタイヤ内に入れた修理液はとろとろ。で、何かの拍子で粘り気が出てきて、それで出ていく空気を止める。

タイヤ内部の様子
下に溜まってるのが修理液。注入から3日経っても液状のまま。真ん中上に顔を出してるのはパンク修理キットのラバースティック

あと、正しい使い方が細かく指定されていて、それは取説に書いてある。エアは最初に1.5barくらい入れて10分くらい走れとか。
慌てちゃってよく見ずにやったので、うまくいかなかったのはそのせいもあったかも。
取説の原文はこれ、
取説原文
Googleさんで日本語訳
取説、日本語訳

ゴムを使ったリアルな修理キットがやっぱり心強し

この状況を見て、居合わせたランチアデルタ乗りの方が持ち合わせていたパンク修理キットを持ってきてくれた。ほんと、ありがとうございました。
たぶん、これと同じやつ。BAL(大橋産業) パンク修理キット(クリックでアマゾン商品ページへ)

で、コレで直りました。走れるようになりました。悔しかったので、ナリモも走りました。もちろん全開でしばき倒して。でもエア漏れなし(と思う)。

使い方は、開いた穴をグリグリと広げ、そこにゴムの接着剤を塗ったスティックをねじ込み、30分間待つのだぞ、というキット。
ねじ込んだ直後はこんな感じ。30分後、飛び出たスティックをちょん切る。
パンク修理キット使用時
スティックがタイヤゴムを貫通してるか気になってたけど、上の画像の通りにちゃんとなってた。初めてでもできた!
できた穴に、ゴムで栓をする。リアルというかアナログというか、素人でも分かりやすい修理方法。やっぱりこういうのが安心できると思った。

純正修理キットは、12,000円!

修理後はそのまま家に帰った。

かえりみち、夕暮れがきれい
ここだけのハナシ、このままでもいい感じだけど、パンクしたのはサーキットとかスポーツドライビング用。このままじゃ気分悪いので注文しましたよおニューを。でもビンボーこじらせてるので今回は2本。
また、純正の修理キットを使っちゃったのでどうにかしないとな、と、いつも親切なフィアット・アバルト世田谷に問い合わせたら、なんと12,000円もするんだと。応急用なのに。アジアンタイヤ買えちゃうじゃん。しかも国内在庫ないので取り寄せ。みんな、よう使わないんだろな。ちなみにコレ、オークションやフリマのサイトで出してる人がいる。

そんなわけで、ディーラーの担当さんにていねいにお断りを入れてから、入手したのがこれ。
パンク修理キットふたつ
ホルツ タイヤウェルド(クリックでアマゾン商品ページへ)の方はいざというときのエアポンプがわりになるか、と。今回はエアポンプがある場所だったのでよかったけど、普段はそうじゃないからね。
また、何踏んづけてエア漏れるか分からないので、キズが小さかったらホルツで、大きかったら修理キットで、と使い分けようと。
あと、今回みたいにイベント参加のときはタイヤ1本持っていった方がいいな。次の御嶽では荷物が増えるなー、、、

ちなみに、「タイヤパンドー」ってなんですかってタイヤマンに聞かれた。えーっ!? おっさんの時代の常識だったんだけどな。世代ギャップだわ。

それにしても、デルタカップの現場でいろいろ親切にしてくれた皆さん、ありがとうございました。完全アウェイで心細かったんだけど単なる思い過ごし。デルタ乗りは、いい人ばかり!

ジャンケン大会でゲットだぜ!

ただ、オーバーホールしたアラゴスタとか、新しくしたロワアームブッシュとか、そこらへんの調子を見たかったんだけど、このバタバタで完全にブッ飛んじゃって何がなんだか分からず。それが残念、、、