オサーンのクルマ選び条件:思う存分、走ろうとしたら、クルマは小さくなきゃ。

オサーンのクルマ選び条件:思う存分、走ろうとしたら、クルマは小さくなきゃ。
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小さいクルマは軽さが命。こんなふうに軽量化を追求している人もいます。

走るなら、クルマは軽ければかるいほどいい。ってよく言われます。

なにもF1のような本格レースマシンばかりでなく、僕らが乗る一般のクルマもそう。

太っているときより痩せている方が動きが軽いのと同じで、軽いクルマの方がコーナーでの回り込みやそこからの立ち上がりも軽快で気持ちが良い。

なので次に選ぶなら、大きなクルマより小さなクルマ、と考えてました。

小さなクルマなら、最初から軽いですからね。
軽いボディなら、排気量の小さなエンジンでもシャキシャキ走ってくれる。

それに、小さいエンジンなら、ブン回せる。

3リッターV6とか、とっても素敵で乗りたいけど、そんなエンジン、街中で3,000回転も回したらとたんに暴走行為になってしまう。思い切って走ろうとしたら高速道路(それでもスピード違反だよねぇ)、最終的にはサーキットしかなくなる。

いま乗ってるアバルト・プントは1.4リッター・ターボだけど、日常的に2〜3,000回転を使ってる。道路が空いたら、4,000、5,000といった回転域もそれほどストレスなく使える。まさに、エンジンを「使い切っている」感じ。

毎日乗ってると、この“使いきってる感”が、すがすがしいわけですよ。
このクルマを選んでよかった、と思う瞬間。

クルマ選びを考えるエントリで、すでに選んでしまったクルマで実証しても、なんだか矛盾している気がするけど・・・。

それに、ボディが小さいと、峠道などを速いペースで走っていて「ヤバい!」ことになった瞬間、大いに役立つんです。

大きなクルマと比べたとき、車幅で5センチとか10センチとか、そんな小さな差だけど、それが狭い道とか、タイヤが滑ってしまったときなど、そのアローアンスがあるおかげで、ガードレールにヒットしなくてすむわけ。

特に僕みたいにヘタな人には、そういうマージンって大切。

それに小さなクルマだと、例えばタイヤやホイールなどのパーツも小さくてすむから、値段も安い。

もっと言うと、車両本体の価格も大げさにならない。

趣味として走りたい、だけどヘタだし、そんなにお金かけられない。
そんな僕のようなビンボーなオサーンには、まさに小さいクルマはいいことづくめ、ってわけ。