オサーンは感性も体力もどんどんショボくなるんだから、、、と思ったんだよ。
速く走る。
それは、無鉄砲にアクセルを開けたりハンドルこじったりすることじゃなくて。
路面やコーナーの曲率、天気や気温、クルマの状況に合わせて、最適な「解」をクルマにインプットし続けることだと思ってる。
今、タイヤがどんなことをしているか感じるのはすごく大事なことだ。そういう「クルマと会話する」ことが大事だし、そのための感性が鋭いに越したことはない。経験を重ねるほどに成長するし。
さらに最近はアクティブコントロール系のテクノロジーも発達しているから、それに対する知見も必要。
度胸さえあればある程度速く走れるけど、それ以上のレベルに行こうとしたら、賢くないとダメというわけ。
加えて基本的に「スポーツ」なので反射神経とか筋力とか、フィジカルの要素も当然必要だし。
バカだと成長しないし、体力がないと基本的にやってられない。
要はアスリートとしての総合力が問われるわけ。
オサーンは、そんなにスゴくない(残念)。だけど、モータースポーツは好きだし、やってみたい。
でもね、このまま放っておくと、感性も筋力もどんどん衰えていくばかり。視力だってね。
いざ走りたい、と思っても感性が体力やついて行ってくれなくなっちゃったら、それはそれでつらいじゃないか。(だったら、オジサン仕様のセダンに、という選択肢もあるけど)
これからどんどん、体力も視力も衰えてくる。だったらその前に、思い切り走りたい。
実は今ぐらいが最後のチャンスなんじゃないかな、という危機感というか切迫感もあって。そんな気持ちが、日に日に高まっていったわけで。
それが、今、「もういちどクルマに」と思う、わりと大きな理由だな。
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