だんだん、カラダに馴染んできたなぁ、このクルマ。

だんだん、カラダに馴染んできたなぁ、このクルマ。
cockpit
ウチのクルマの“仕事場”

朝一番、いつものようにクルマに乗り込む。
と、あれ!? いつもとヘン。

よく観察してみると、バックミラーの角度が下過ぎる。
ハンドルもいつもより下にあるように感じられる。

「背が伸びてる」わけです。

人間は起きて立っている間に、重力の影響を受けて背骨が縦方向に圧縮されます。つまり、背が縮むわけ。
で、寝ている間、重力から解放されるので縮められた背骨が元に戻る、つまり背が伸びるように感じられるわけ。

いま伸び盛りのうちの子がそれを知って、朝イチ、しきりに“背比べバトル”を求めてくるんだけど、敵が伸びてるなら、僕も伸びてるから。“伸び率”は、彼の方が有望かも知れないけど。

そんなわけで、朝イチにクルマ乗ると、いつも違和感を感じるんだけど、今日は特に強く感じたわけで。
もう一回、背が伸びるのかな(そんなわきゃなくて!)

バックミラーに目をやると、天地方向の半分くらいしか後ろが見えていない。
ハンドルも、腕を伸ばした下にあって、いつもより回しにくい。
座高が高くなっているので視界も開けて感じられる。なので、バックレストを寝かせて視線を下げたい気持ちになる。

微妙な違いなんだけど、なんだかそれがビビッドに感じられたことがなんだか嬉しくて。
だって、このクルマに乗り始めて1年半が過ぎて、いよいよ僕にフィットしてきた感じがするから。
やっと、自分のクルマになってきたような、そんな手応えがするんだ。