おっさんのサーキットデビュー 揃えたモノ:装具編2 レーシングスーツが欲しい!
- 2017.07.23
- アバルト プント アラフィフのキモチ クルマ サーキット走行
- FIA, FIA 8856-2000, JADE2, SFI, SFI 3.2A 5, スパルコ
前回からの続き。
一応、サーキットを走れるだけの「最低限」の装具を用意したものの。やっぱり、実際に行って走ってみると欲しくなるわけですよ。アレが。
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ネットでいろいろ探してみた
レーシングスーツの新品をYahoo!ショッピングとかネットで探すと、
◎綿のオーバーオール(いわゆるツナギ)が、1万円前後
◎カート用で、2万円前後から
◎四輪用で難燃性の素材でできた2万円程度から、
◎同じく四輪用、FIA規格をパスしたものが4万円程度から、
いいモノは10万以上、OMPのセナモデルとかいったら100ンマンエン!!
ヤフオクとかメルカリで探せばもっと安いのはあるけど、なんか買う気がしない。。。
サーキットで友人に聞いたところ、だいたい6〜8万円のFIA規格のスーツ着用が多かった。メーカーはアルパインスターが多かった気がする。確かに良いのは分かるんだけど、そんだけ出すならタイヤ買いたい。マジで。
海外のeBayでも探してみた
そうしたらありましたよ、コレが。スパルコ「JADE2」という商品。日本では売ってない、アメリカ用らしい。
eBayに並んでる商品は日本よりも基本的に安い。で、探していたときはちょうどショップのバーゲンだったこともあって、さらに安くなっていた。ラッキー!
価格は159.99ドル、日本円でなんと18,144円!
だが、これで安心してはいけない、次の各料金がかかる。
関税:$32.55
送料(航空便):$31.99
あわせて64.54ドル、日本円で7,320円。
で、合計金額は25,464円!
欲しかったクロシロ、サイズも在庫あるし、これでポチッといかないワケがない。
「SFI 3.2A 5認証」だったので
「SFI」というのは、耐熱性能を示す指標で、アメリカのレースではこの基準が使われている、らしい(ホントのところはよく分かっていない)。SFIについて、詳しくはこちら。
これに対して、ヨーロッパは日本では世界のモータースポーツの元締めもやっているFIA(Fédération Internationale de l’Automobileと、元の言語はなんとフランス語!)による「FIA 8856-2000」が主流。規格に関して詳しくはこちら。JAFのページなので日本語で読める。
この2つの規格に関しては、Stand21のこのウェブページが分かりやすかった。僕も買うときに参考にした。
で、僕が買ったスパルコJADE2は「SFI 3.2A 5」規格で、上記Stand21のページによると、
SFI 3.2A レベル 5 認証レーシングスーツ (FIA 8856-2000 認証レーシングスーツの性能に近い)
とある。つまりJADE2は、みんなが着てるスーツとほぼ同じ耐熱性能があるというわけ。だったら、これでいいんじゃね?
厳密にいうと、JAF(日本のレースの元締めもやる、FIA傘下の日本組織)のレースに出ようと思ったら「FIA 8856-2000」認証スーツ以外は不可、SFI規格は認められていない。詳しくはJAFウェブサイトの「レース競技に参加するドライバーの装備品に関する付則」に出ている。
そもそも、JAF戦に出るだけのウデもまだ無いから、僕にはFIA認証なんて意味が無いワケで。
でも、安全性を考えたらJADE2はFIA規格と同等の性能があるわけだし、しかもコスパを考えたらこれで充分。カラーもデザインも気に入ったし。
で、届いたのがコレ
ポチッとしてから、土日も入れてだいたい1週間程度で到着。海外通販も手軽になったもんだ。
着てみると、サイズはちょうど良い(パンツの裾が長いのは僕の短足のせいw)。その裾はブーツカットなのがアメリカンなテイスト。
肩口にはマチが付いててハンドル操作しやすい。
ただし、素材が少しゴワゴワして重い。素材に関しては特に表記なく、最新のノーメックスとか使った友人のスーツとはちょっと違う感じ。そのあたりは、プライスを考えたら、まーしょうがないかなー。
そんなわけで、家で着ていたら、なんだか気分がアガってきた。早くこれ着て走りたくなった。
やっぱり、カタチから入るって大切だよ(笑)
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