イタ車の御大が教えるマルチエア・エンジンに適したオイル [ 3つの条件 ]
マルチエアエンジンは特にオイルがいのち[ MTDのTIPSの感想とか実感とか ]のつづきです。
じゃあ、エンジンオイルはどれを選べばいいか。
カストロール EDGE 5w40がオススメって、
このエントリのきっかけとなったMTDのFacebookに書いてあった。
実際どうなん、このオイル? ってあるショップの御大に聞いたところ、そのオイルは(以下略)
御大が言うには、彼の工場では下の3つの条件が揃ったオイルを主に使ってる、と。
1.100%化学合成
2.それも100%エステル(PAOじゃない方)
3.自社で工場を持っているオイルメーカー(品質に関わるし、実は少ない)
※エステルとPAOについてはこのページが分かりやすい
※化学合成油についてはこのページも面白い
で、上記1〜3をクリアしてる代表格がモチュールだそうだ。
さらに、ここからはさすがイタ車工場のオヤジらしい話なんだけど、
昔、Nuova500(いまのチンクの前のモデル)とかの修理をやっていたとき、エンジンオイルをモチュールに替えてから修理で戻ってくる固体がぐっと減ったんだそうだ。
当時、修理を重ねてせっかく回るようになったエンジンも、走ってるうちにだんだん調子を崩すようになって。古いクルマだから仕方ねーかーと思ってたんだけど、それがモチュールにしてからは「エンジンで戻ってくるのはガクッと減ったな」と。
性能上げるとかそんなことより、メカの基本的な状態を維持するためにモチュールは良いエンジンオイルだと思うと御大は言ってる。転ばぬ先の杖、だな。
エンジントラブルとモチュールの品質との因果関係ははっきりしない、経験則の話だけど、まあこれはこれで判断材料になる。
でもエンジンオイルに必要な性能って、そこだよ、と僕も思う。
特にマルチエアエンジンって、油圧制御バルブ(インレットのみ)なんておかしな新しいメカを使ってるもんだから、そのメカに適したオイルなんてきっとデータがない。だから、これまでの実績で評価の高いオイルを入れるしかない、と思うんだよ。
なので、御大の話からするとモチュールは一番の候補になるかな、と。
マルチエアに適したオイルをいろいろ試してるところ、って御大も言ってたし。これからに期待かな。
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それから。
3の「自社工場があるか」で言えば、モチュールのほかにうちのアバルト プントにも入れてるFUCHSとかも工場(と研究所も)持ってる。と、Webサイトで言ってる。
純日本製をうたうTAKUMIモーターオイルは、トップブランドはエステルとPAOのブレンドオイル。
で、埼玉と栃木に工場を持つ中外油化学工業株式会社の製造だということが、このページに書いてあるんだけど、そこで見えるのは、カスト(以下略)w
この中外油化学工業、「RIZING」という自社ブランドのオイルも出してるので、値段さえ合えばそれでもいいんじゃ? と思って探したんだけど、販売店が見つからなかった。
その他、クルマのオイルの製造元をいろいろググったんだけど、あまり出てこない。ビジネスがいろいろ複雑で大っぴらにできないことが多いらしい。
オイルの世界は奥が深い。まさにドロドロだなw
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