アルファロメオ 新ジュリアGTA/GTAmが出ましたね。ぜひ、レース復帰してくれ
ええなぁ (^^ )
新しいアルファロメオ ジュリアは、平凡するぎるデザインでまったく刺さらなかったんだけど、
こうしてレーシーな“正装”をさせると、やっぱりアルファの血が流れてるんだな、とあらためて思う。
っていうか、イタリア人っていうか、開発元のABARTHはこういうモデファイがうまい。うますぎる。もはや伝統芸能、ユネスコ文化遺産レベル。
ふつー、リアのオバフェンだけブラックに塗らないよ。
こんなコトしちゃったら、グ○タマチバ○ギの族車みたいになっちゃうんだけど、
フロントに楯のグリル、そしてビショーネのエンブレムがあれば、もうなんでもカッコ良く見えちゃうから不思議。
レースを続けてきて、今まで僕らに刷り込まれたレースの血統こそ、アルファロメオ最大の資産だよな。
ちなみに、GTAmのmは「モディフィカ(modifica)」、日本語だと「改」の意味なんだけど、
僕みたいなオッサンは、往年の「1750GTAm」とかを思い出す。
ネーミングもニクいなぁ。
フロントフェンダー、アウトデルタのエンブレムも泣かせるじゃないですか。
昔の33とかが活躍した時代がよみがえってくる。
組織はとっくの昔に解散しちゃって影もカタチもないそうだけど、だいたい、「GIULIA」という名前自体、リバイバルなんだから。
“ 昔の名前で出てぇいーまぁす〜♬ ”で何が悪い、という感じ。
今回のジュリアGTAmとGTAは、ABARTHが2015年に出した「695 BIPOSTO」を思い出す。
ベースの仕様があって、さらにレーシーなバージョンの2モデル構成、
ホットバージョンは、後ろのシートを取っ払って2シーター(BIPOST)にしてあったり、樹脂製のウインドウとか、ロールゲージとかも。
695 BIPOSTは、フルバージョンだとノンシンクロのドグミッションだったりエアコンレスだったりしたけど、さすがにGTAはエアコンぐらいは付いてるよね(笑)
こういう作りの“お作法”を見ると、GIULIA GTAの開発も、やっぱりABARTHなんだなぁ、と実感。
アルファロメオがフィアットに吸収されて以降、主要マシンの開発はABARTHが担当してたからね。DTMチャンプの155 V6TIとか。
これだけのマシン作ったら、あとはレース参戦しかないよな。
695 BIPOSTであれだけレーシーなモデルを出しておきながら、レース参加したとはとんと聞いてない。もっとも、適当なカテゴリーがないせいもあるけど。
GIULIA GTAの方は、ぜひともレース復帰してください(懇願)。
F1で名ばかりの参戦してないで、Nuova GIULIA GTAで再び伝説を作るのだー!
と思ったんだけど、出れるカテゴリがないよ、とFBで指摘が!
TCRは違うし、DTMも中身を作り直さないといけない。
うーん、、、確かにそうなんだが、
Alfa Romeoがレースに出るのは、これはもはや“血”だからね。
この会社が国営企業だった80年代、赤字を垂れ流しながらF1をやってたときも、Fiatのかつての総帥、ジャンニ・アリエリが「アルファだからしょうがない」って。
『俺たち(Fiat)は血のションベン流す勢いで必死にクルマ作って売ってるのに、あいつら国民の税金でレースやってやがる(しかも勝てないし)。だけど、Alfa Romeoなんだから、レースやらなきゃ意味ない。』
みたいなことを言ってた。
そんな“国民的理解(笑)”があるんだったら、復帰してもおかしくない。
ってか、GTAmのリリースは、復帰宣言でしょー、きっと。
僕も大歓迎するよ!
本国のサイトはこちら
でもやっぱり、初代GIULIA GTAの方がスキ!
(↑のムービーのロングバージョン。昔の映像がいっぱい出てくる)
乗るのは難しいから、
せめて操縦でもしますかー(笑)
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