フェラーリに白は、不吉?
フェラーリの2016モデル、SF16-Hが発表された。
メカニズムはともかく、デザインというかグラフィックも“モデルチェンジ”された。
基本のロッソ・フェラーリを締めるように、ボディ下端をクロを流していたが、それにホワイトの差し色も加わった。
1970年代、ニキ・ラウダと312が、このロッソ・ビアンコの組合せで成功を収めたので、その“黄金時代”の再現を狙ったデザインなのだろう。
でもこのカラーの組合せで、勝てないのでは、と心配する声もあったそうだ。
「フェラーリにとってホワイトは不吉なカラー?」
この記事の中でイワン・カペリが心配している。彼が在籍した1990年代前半もロッソ・ビアンコの組み合わせだったのだが、3年間で1勝もできないどん底の時期だったのだ。
逆に、シューマッハが快進撃を続け、フェラーリでチャンピオンを獲得する頃は、ボディはロッソ一色に近かった。
はたして2016は、このカラーリングが吉と出るか、凶と出るか。
メルセデスの独走ばかりで面白みがだいぶ減ったF1だが、こうしてニューマシンが発表されると、やっぱりワクワクしてくる。
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