ラップタイム計測アプリ、どのくらい正確? [ ミニサーキット編 ]
「最近、スマホで何でもできるけど、サーキットのラップタイムまで計れるとは!?」
というエントリを書いたけど、実際、オフィシャルのタイミングと比べてどうよ? どのくらい正確なの??と思っていたので、試してみました。
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小数点3桁レベルの正確さ、ただしミニサーキットで
そしてこれがその結果。オフィシャルのポンダー計測とラップタイムアプリのGPS計測、それぞれ1〜3本目のベストラップを比べてみた。1分(60秒)弱で回れるミニサーキットだったので計算がラク(笑)
オフィシャル計測を基準に比べたところ、ほぼ誤差なしという結果。小数点以下3桁を表示して少し違いが分かるくらい。何かの弾みで微妙にマイナスになったり、プラスにころんだり。
だけど、「さっきのラップは前よりも良い悪い?」なんて、素人がサーキット走行の練習中に確かめるにはいいんじゃないか。
っていうか、それが無料アプリでできるなんて、素晴らしいよ。たいしたもんだ。世の中、すてたもんじゃない(ちょっと大げさ)。
ま、この日はコースも短いミニサーキットだったので、誤差が少なくて済んだのかもしれない。これが富士スピードウェイみたいなロングコース&ラップタイムも多めの場所になったらどうか。
それに天候に左右されないかとか、森とか山の中のサーキットでGPSロストしないかとか、普段、カーナビで使ってるGPSと同じような不具合はあるんじゃないか。
この日の、このミニサーキットでは、うまく使えました。というのが正しい評価。
いつも、どのサーキットでもちゃんと安定して測りたかったら、きちんとしたラップタイムカウンターを揃えましょう、ということだ。
iPhoneの固定にはこのホルダーを使っています。
使わないときはすぐに取り外せるので便利。
ちょっとしたTIPS
この日、サーキットを走るのは今年2回目だったけど、前回はなんだかんだで使えなかったので、このアプリを使うのはかなりひさびさ。ちゃんと使えるかどうか不安だったけど、大丈夫だった。
まず、前回のタイムをリセットして、それからGPSで今いるサーキットを照合。あとは、「ON」ボタンを押すだけ。
で、ピットに戻ってきたら「OFF」を押せば計測は一時中断。これを繰り返せばアプリ内に全走行分が記録されていく。リセットをかけない限り、タイムはアプリ内に残っている。
ベストと2番目、3番目のタイムを色を変えて表示してくれるけど、走っているうちにどんどん更新されていってしまう。2本目にベストを出しても3本目に更新してしまったら、2本目のベスト表示が消えて、あとで探すときにちょっと苦労する。
なので、走り終わったらスクリーンショットを撮っておくと分かりやすいし、アプリのタイムをうっかり消してしまったときにも安心。
■今回使ったラップタイムカウンターアプリ
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