チンクエチェントとウシの激突!? [ ポーランド ラリーイベントのムービーから ]

チンクエチェントとウシの激突!? [ ポーランド ラリーイベントのムービーから ]

ガッツ出して、アクセル開けてナンボ

おっとっと!! オーバーシュートの連続!
チンクエチェントとウシが衝突したら、どっちが“勝つ”んだろう? チンクエチェントが大破して、ウシはけっこう大丈夫だったりして。

そのほかにも路肩の石に激突したり、横転したり、シケインがわりのタイヤをぶっ飛ばしたり。
コースアウトして戻ってきたと思ったら、お釣りをもらってまたコースアウトするシーンも。
「そっちじゃないよー」って、ギャラリーの声が聞こえてきそう。

ふだん、WRCプロによる超絶技巧の走行シーンを見なれているせいか、こういう“身近な”人たちの走行シーンは新鮮。

それにしても、みんなガッツある。とにかくどんどんアクセル踏んでいっている(あるいは、ブレーキが遅すぎる)。それがオーバーシュートにつながっているんだけど。
そう、アクセル踏むのは、速く走る第一歩。四の五の言わずに、とにかく踏む。こういうガッツは見習わないと(とはいえ事故は厳禁)。

 

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「Super Sprint Lipowiec 2017」とは?

これ、どういうイベントなのか気になったので調べてみた。「Super Sprint Lipowiec 2017」がどうもイベントのタイトルのようだ。
「Lipowiec」をググったら、ポーランド南部の「Zamek Lipowiec」という古城が引っかかった。どうやらここの周辺で開かれたラリーイベントらしい。またムービーにある「Akcja」はポーランド語で「アクション」の意味。

YouTubeで「Super Sprint Lipowiec 2017」を検索するとほかにもいろいろ出てくる。あちらではこんなイベントが各地で開かれていて、それをみんなが撮影してYouTubeにアップしているんだろう。
ムービーを見ている限りではのんびり、ほのぼのとした雰囲気のアマチュアイベントに見える。

出場しているクルマは、ちょっと懐かしいモデルばかり。
Cinquecento(チンクエチェント/「500」とは表記しないモデルの方)、Seicento(セイチェント/これも同様)、さらに127も見られる。これらはフィアットのポーランド拠点で製造していたので、その関係もあると思う。
さらにインプレッサやランエボ、シビックなど、日本車も元気。BMW E36がやたら“本格派”に見えてしかたない。

このムービー、何となく親しみを込めて見いってしまうのは、こういう懐かしいクルマが元気に走っているのもある。

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ラリーカーで一番好きなのは、やっぱりコレだな。