いよいよ、アルファロメオ Nuovoジュリア。9月7日発表?
お知らせが来ていました。
僕がお世話になっているディーラーでは、Nuovoジュリア販売のためにわざわざショールームを大幅改装までして準備してます。
Nuovoジュリアのセールスにあたっては、FCA(フィアットクライスラーアウトモビル)から「こんどのジュリアはプレミアムカーとして売るからよろしく」という申し入れがあったらしく、それに従ってショールームも豪華に改修するらしいです。もしかしたら店員のコスチュームとかももうちょっとゴージャスに変わるかも?
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FCAは、傘下のブランド再構築を進めている。
ここにも書いてある通り、FCAはフェラーリを傘下から分離して株式上場して1兆5千億円の上場益を挙げた。それを元手にして傘下のマセラティやアルファロメオの再編を行っている。最近のマセラティやアルファロメオが新車を相次いでリリースしているのはこうしたおかげもあるわけだ。
で、新FCAの布陣だけれども、フェラーリが抜けた後にマセラティが収まり、その下のブランドとしてアルファロメオが控える。ビショーネは三本槍の弟分となったわけだ。
というオトナの事情を知ると、Nuovoジュリア クアドリフォリオの“新設計”6気筒エンジンはマセラティの8気筒がベースだと聞いて合点がいった。ま、最近はゼロからの新開発はほとんど無理だしね。夢見ちゃいけない。
それと、Nuovoジュリアのネーミング。
アルファロメオには「ジュリア」とその妹分の「ジュリエッタ」(デビューした順番は逆だけど)という、戦後親しまれた2つのネーミングがある。「ジュリエッタ」のネーミングはこれまで2回復活している。1970年代のトランスアクスルのジュリエッタと、現行FFジュリエッタだ。
こんなふうに“昔の名前で出ています(by小林旭)”的なモデルはほかにもあるフェッタとかあるし、「4C」みたいに往年の「8C」をあやかったネーミングもあるけれど、でもでも「ジュリア」は僕が知る限り一切使っていなかった。
「ジュリア」は箱入り娘、とっておきの名前だったのだ。
その大切な箱入り娘が今回復活する。FCAは気合いが入っているともいえる。
それだけ気合いを込めて開発したのか、それとも、これから気迫で売っていきたいのか。僕は後者だと思うけどね。でしょ > マルキオンネさん。
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