エアコンガス注入@86,000km [ しかし何で冷えなくなったんだろ? ]
いまはエアコンのガス充填も全自動なんですねー
内部に残留してるガスをいっぺん抜いて、真空状態にして漏れをチェックしたあと、ガスを注入。そのとき、いっぺん抜いたガスも再利用して入れて、オゾン層を破壊するフロンガスを大気放出しないようにしてる。なんてまー、賢いんでしょ、エコなんでしょ。
ちなみに、この工程を真空引きというらしいが、これによって新しいガスが機器のすみずみまでまんべんなく入っていく。だから、エアコンがちゃんと冷えるようになる、とのこと。
僕らが深呼吸するとき、まず息を吐いてから!って教わる。吐かないとフレッシュな空気が入っていかないから。あれと同じですね。
あと、初めて知ったんですが、エアコン装置の内部にはオイルも充填されてる。このオイルには蛍光剤が入っていて、漏れがあるとそこからプーッと拭きだし、蛍光剤によってその場所を知ることができる。そのオイルも最初に抜き取ってあとから必要量を充填する。
また、ガスやオイルの充填量などはネット接続されたデータベースから引っ張り出して、それを指定するだけ。IT化も進んでる(笑)。
ここはイタ車メインの工場なので、ウチのアバルト プントみたいな絶滅種でもデータダウンロードしてあり、作業はいたってスムーズ。
ガスのホースをクルマに装填して終わるまで、全工程、1時間もかからなかったんじゃないかな。
エアコン吹き出し口の温度を測ったら、10℃以下!
で、最後にこんなレシート(?)をくれる。ちゃんと入れたぜ、って感じ。
ちなみに、真夏のエアコンの使い方をおさらい。
・内気循環にする
・ファンの強さは中間くらいで(最強にしてしまうと風の温度は逆に上がってしまうので)
この工場に来るとき夏の日射しで外気温30℃、なのにエアコンの吹き出し口から生ぬるい風しか出てこない。
昔々、エアコンレスの旧車を乗り回してた経験(?)を活かし、「俺は自然の空気が好きだぜ、こんな熱い夏の日にも窓全開で涼しい顔で走ってるんだぜ」ってな感じの、ナイスなカーガイを装って走ってた(単なるバカですねw)
でもね、やっぱり暑いので、やっぱり工場で入れてもらった、ガス。
で翌日、ド晴天32℃の中でも冷えてた、エンジン始動直後から。なので、とりあえずは一件落着かな。
これで一件落着、というわけではない
確か去年、ディーラーで「ストップリーク」なるガスの漏れ止めを施工してもらってる。その際、ガスも新たに充填してたはず。
なのに今年になって、この効かなさはどうしてなんだろう?
今日の充填前、気温が15℃くらいに下がらないと、吹き出し口のエアが冷たく感じられない。先日、フィアットフェスタに行くときも、気温30℃以上になって、やっぱりエアコン効かなかった。高速道路でけっこう走らないと冷えなかった。
「ガスが減ってるんじゃ?」と、この工場のメカが見立ててくれたけど、でも去年入れてるし。減ったとしたらなぜ?
ちゃんと入ってなかった? 充填がうまくいってなかったせいで(↑で書いたように)。
それか、どこかから漏れてる? でもさっきのチェックでは漏れはない様子だったんだけど。
うーん、、、ちょっと考えたけど、いろいろ面倒くさい。漏れてる個所を特定したり、対策したり、それだけでも面倒くさいし時間=お金がかかる。ガスは漏れたりして減るのよ。そしたら足せばいいのよ。
そうやって、とにかく今年の夏を乗り切れたらそれでいいや。来年のことはまた来年考えよう!
-
前の記事
自分の理想にクルマを創り上げていくヨロコビ [ ヤバいッす、ウチのアバルト プント ] 2021.06.06
-
次の記事
カーボンニュートラル時代もやっぱレースは内燃機関だよ、トヨタがんばれ[ スーパー耐久 フジ24時間レースの水素レーシングマシン ] 2021.06.10