2014年のアバルト・ドライビング・アカデミー@富士スピードウェイ、思い出し書き vol.1

2014年のアバルト・ドライビング・アカデミー@富士スピードウェイ、思い出し書き vol.1
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これは去年、2014年の参加受理書など、もろもろの書類。

もうそろそろ4月29日、アバルト・ドライビング・アカデミー(ADA)ですねぇ。
オサーンは別件があり、今回は涙の不参加。ちょっと悔し紛れに、去年参加したADAのことを書いておこうと思います。

 

初心者、BASEクラスに参加

去年2014年、富士スピードウェイで開催されたのは4月12日(土)。
当日のタイムスケジュールがこれ。オサーンは初めてなので、BASEクラスに。

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集合場所は富士のショートサーキットの駐車場。行ったらすでに、アバルトがずらりと並んで壮観な感じ。

テーピングもして準備OK。「05」がうちのプント。
テーピングもして準備OK。「05」がうちのプント。
プントの尻はカッコイイ!赤ゼッケンはTECNICOクラス。
プントの尻はカッコイイ!赤ゼッケンはTECNICOクラス。

グランデ、Evoなどのアバルト プントもけっこういるけど、それらはほとんど上級者=TECNICOクラスが多い感じ。
オサーンのBASEクラスはほぼほぼ、アバチン(アバルト チンクエチェント)で、中には憧れ(?)のTF(トリブートフェラーリ)や、695マセラッティも。なんかすごいなぁ。

 

大きく回って、トラクションをかけよう

受付がすんだら、BASEクラスはショートサーキット下の駐車場へ。
そこの管理棟(?)でまず座学。豪華講師スタッフの紹介。ちなみにこの日は、GT選手権やF3000などで活躍した桧井保孝選手をはじめ、アバルトでスーパー耐久に出場している大賀裕介選手、ドリフトで活躍の女性ドライバー石川紗織選手などが担当。GT300のチャンピオンでスーパーGT解説などでもお馴染みの福山英朗さんもいらしたけど、福山さんはTECNICOクラスの担当でした。残念。

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このときのBASEクラスの講師。右から石川選手、桧井選手、一人おいて(ごめんなさい、名前が出てこない)、大賀選手。

座学では、シートポジションとかハンドルの握り方とか、基本中の基本から説明がありました。その後、自分のクルマに座って、一人ずつ講師のチェックがあったのだけど、エッと思うくらい前に座るように言われた。

自分では過去にジムカーナの経験があって、そのときかなり前寄りに座らないとハンドル操作できないので、そのときのことを思い出してセットしたつもりなのに、それよりもさらに、前。しかも、かなりシートバックを建たせた状態にするように、とも。これは最初から意外。

富士山のふもとで、いい天気で、気持ち良くアクセルが踏めました( ´▽`)
富士山のふもとで、いい天気で、気持ち良くアクセルが踏めました( ´▽`)

その後、ようやくドライビングレッスン。クラスを半分に分けて、片方はパイロンスラローム、もう片方は円旋回。オサーンはまず円旋回から。
ぐるーっと大きく3/4ほど回ってから、くいくいっと左右に切って所定の位置に止まる。そこで講師からアドバイスをもらう。

円旋回のショット。これは外部カメラマンに撮ってもらった有料画像。
円旋回のショット。これは外部カメラマンに撮ってもらった有料画像。

1回目は、まずまずのデキかな、と思ったら「もっとアクセル開けましょう!」って励まされちゃった。いつもの公道とはまったく逆のことなので、つい嬉しくなっちゃった!

だったら開けなくちゃね、ということで2回目はキュッと曲がってその後大きな円を描いてそこでぐわっと開けて回ったら、今度はそれが良くない、とアドバイス。
まあるく回ってフロントにじわーっと荷重をかける、それでトラクションをどんどんつけていくことが目的だと言われた。さっきは急にハンドル切って急にトラクションをかけていたけど、そうじゃなくやってみましょう、と。

じゃ、それを3回目に〜と思っていたらここでタイムアウト。あとは帰りの御殿場インターの入口でもやってみよう、と思ったのでした。

パイロンスラロームで、ちょっとした充実感

パイロンスラロームの待ち時間に。
待ち時間のワンショット

次に、パイロンスラローム。

さっきは片方のタイヤだけにトラクションをかける練習だったけど、今度は左右両側にリズムよく。それは分かってるんだけど、パイロンの間隔が意外に狭かったりしてかなり苦戦。

ここでは桧井選手からアドバイスがあったのだけど、「もっとアクセル踏んで元気よく行きましょう!」と、またハッパをかけられることに。

こんなスラローム、昔のジムカーナで良くやったんだけどな。どうやってたっけ?などとブツブツいいながら順番を待ってるうちに、なんかスイッチが入った! スタートしてワーッと行って、くるっと折り返して帰ってくるんだけど、その帰りはリアタイヤがパイロンの縁をかすかに踏んでいた、それも両側。
要はギリギリのラインで、しかも1回目よりアクセルも開けられた実感。このときは石川選手が見ていてくれたんだけど、「かなり頑張りましたねー!」って褒めてくれた。これは嬉しかった。

1回目は左右にクルマを振るとき、両手を使ってハンドルを切っていたのだけど、2回目は右手のワンハンドで動かしてた。それがタイミングも切る角度もより正確にできた秘訣。昔を思い出した、というより、身体が勝手に思い出して動いてた。昔取った杵柄、じゃなくてハンドル!って感じ。
だんだん、昔の感覚を身体が思い出した感じで、なんだか嬉しくなってきた。

ここまでで午前の部は終了。あっという間でしたね。

 

も、もうちょっと走りたい・・・

総じて、「もっと元気に走りましょう」「アクセル開けましょう!」と、どの講師からもハッパがかかった。
広い駐車場だったし、アバルトの性能だったら、かなり踏んでもタカが知れているからオオゴトにならないし。もしなったとしても大したことないだろうし、万が一、壊れたらそこはソレ、“オフィシャル”のイベントなのでメカニックぐらい入るだろうし、万万がイチ、走れなくなったとしても代車あるだろうから家には帰れそうだし。
ということで、オサーンも安心して踏ませていただきました。

これが普通の走行会だと「家に帰るまでが走行会ですからねー!」って、小学生の遠足の時のようなお言葉を頂いてしまったりするけど、そんなところがオフィシャルならでは、という感じかなと思ったり。

ただ、円旋回にしてもパイロンスラロームにしても、あと1〜2回はやりたかった。もうちょっと時間あったらな、というのがホンネ。よくないところを講師が指摘してくれるのはいいんだけど、それを検証したり改善するためには、オサーンみたいなヘタレだとやっぱり回数が必要だよ。

その後、ショートサーキットまで戻って、ランチ。他の受講生というかアバルト乗りの人と仕出し弁当を食べつつ、あそこはあーだったとか、お約束の自分のアバルト自慢(?)とか、とか。
あとは、他の人のアバルトを見て、なるほどー、ここはこうイジるのねなんて感心したり、パーツやさんを教えてもらったり。あとはアバルトブランドのグッズも出てたかな。

そうして、午後は待望のショートサーキットのフリー走行になるわけです。(つづきはこちら