富士スピードウェイを走った。もやもやが残った。うちのアバルト プント
もやもやしてます。
せっかくサーキット走ったのに、もやもやしてます。
いや、走ったからこそ、もやもやしちゃってます。
もやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもやもや・・・
富士スピードウェイを走りました。このイベントの走行枠で。30分×2。
ここを走るのは、去年のこれ以来、2度目。
もちろん、先日手に入れたスポーツシューを履いて。
そうしたら、なんか良くない。
今ひとつグリップ感がない。トラクションもかかった感じがしない。
なのでタイムが良くない。前回はぶっつけ本番で2分19秒台が出ていたはずなのに、しかもハーフウェットで。
だから今回はせめて17秒くらいは乗るかな、と思ったら全然ダメ。
20秒が切れない。2本走って2本とも。
なぜだ?
新品タイヤだったから? いや、かえって午後の2本目の方が気温のせいかグリップがない感じがした。
タイヤの違いもあったとは思う。前回の時は借り物のRE050。トレッドは残りわずかだったけれど、こっちの方が、今回履いたGoodYear Eagle RS Sportsより、なんだかんだ言ってグリップはあったように思う。
特に最終コーナー、前(050)は、わりとぐいぐい、出口に向かって路面をつかめていた印象だったのに、今回はサッパリ。
グリップが薄い上に上り坂のせいか、路面を蹴っ飛ばしてる感じがまったくない。コーナー通過を待って、上り坂が終わって、ストレートにならないと加速していかない。前はもっと手前から加速してたよ。
気温が高かった(25℃を超えていた)せいもあって、ストレートでもスピードが乗っていかない。グランドスタンド前のゲートをくぐる前後でやっと6速に入る始末。前回のときはもっと手前から6速に入って、かなり吹け上がっていたのに。
ま、以前走ったときは3月で気温もかなり低かったですけどね。
それにコーナー。
特にコカコーラコーナーで、今回はリアがちょいちょいブレークしていた。050のときと同じように走ったつもりなのに。やっぱりグリップレベルが違う?
そのたびに電制(スタビリティコントロール)が介入しているらしく、きゅーっとリアが回り込んでいかない。キュッと滑っては持ち直し、またキュッとしては持ち直し、それお3〜4回繰り返して曲がっていた。きゅーっと滑ってくれたら、もっとスムーズに回れるはずなのに。
電制でもうひとつ思い出した。
コーナー脱出の際、特にレクサス(昔のプリウス)コーナーと最終コーナー、どちらも上り坂のコーナーで、トラクションコントロールが何度か効いているようだった。
視界の隅で、オレンジのコーションランプが点滅していた。ただ、トラコンのランプはスピードメーターの中にあるので、そう注視しているわけではないので正確なことは言えないけど。
電制切っちゃおうか。遅まきながらそんなことを思ったり。
ホントはLSDが欲しいけど、非現実的なコストがかかる(だいたい60万円コース)ので、今のオープンデフのまま走るしかないんだけど。
トラコンが発動されないように、クルマをロールさせないように走るのか。
だいたいさ、このパワーサーキットにうちの小っちゃくてかわいいプントは合わないんだよ、なんて八つ当たりもしてみたり(ソレヲイッチャオシマイ 笑)。
走る前はあんなふうに走ろう、こうやろうと思っていて、
いざ走ったら、まったく違った現実を目の当たりにして、
あーでもない、こーでもない、と、もやもやが始まるわけです。
走ったあと、仲間にいろいろ聞くんだけど、何せプントはほかに1台しかおらず。そのプントも本格レーシングチューンの個体なので、うちのほぼドノーマルとは違うし。ま、結局はいろんな人のいろんな話を参考にして、自分でいろいろ悩んで考えて、またそれを反復してみるしかないんだけどね。(で、結果が出たときは、とても嬉しかったり)
こうやって、文字通り“駆け出し”のオジサンの混迷と混乱は広がっていくわけです。
人はこれをドツボと呼ぶらしいけど、
このドツボ、ハマってみるとわりと楽しいので始末におえないわけです(笑)
次はもっと小っちゃなサーキット、袖ケ浦あたりの“ドツボ”にハマってイチからやり直してみたいと思います。
もやもやを沈めるために読むんだけど、そうするとまたもやもやしたりすることもある(笑)
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