いよいよ、ル・マン。

ル・マンのレーススタートを控えて、豊田章男社長のコメントがフェイスブックに出ていた。この画像をクリックすると、章男社長からのものすごく長いコメントが読める。

コメントの長さは、熱量の大きさだ。
内容にも感動した。モータースポーツへの情熱とリスペクト、それに何より、クルマが好きで、クルマを通じて広がる人間のつながりをとても大切にしている。

世界有数の自動車メーカーのリーダー、という立場を超えて、単なるクルマバカ、レースバカ(笑)。
そんな章男社長に、同じクルマ好きとして共感しないわけがない。応援したくならないワケがない。

去年のレース、僕はCS放送でリアルタイムで見ていた。
トヨタの快走、そして初優勝を目前に、コメンタリーのうきうきとした会話が、「ノーパワー!ノーパワー!!」あの中嶋一貴の無線で凍り付き、停止したマシンの前をポルシェが走りすぎるシーンに「絶望」を見たのを、いまだにくっきりと覚えている。
あの天国と地獄を現場で体験したクルー、スタッフの思いは、はかりしれない。

今年こそ、今年こそ。
今年は、章男社長と泣きたい。