[ 真っ赤に流れるルブロス ]マルチエアエンジン専用開発オイルを入れてみた
良いオイルを入れると、ワクワクする走りになる。
前回、御大の講釈を聞きながら入れたモチュールは良かった。
オイルが良いと、走りが軽くなる。
アクセルをちょっと踏んだだけでも、エンジンが敏感に反応にしてくれて、クルマがスッと前に進む。いわゆるアクセルレスポンスがイイってヤツだ。低回転からトルクも出るから、街中のストップ&ゴーの繰り返しも楽しくなる。
で、オイルの交換時期が来たので御大のショップに行ったらそのモチュールではなく、
「これ、入れてみなよ」と、真っ白な缶を見せられた。
ルブロス。名前だけは何となく聞いたことのあるメーカー。
マルチエアエンジン用に新開発されたオイルとのこと。
ホント?ニッチな商品作ったなー、と思ったけど、よく考えたらウチのアバルト プントだけじゃなく、124とか、アルファ Mito、ジュリエッタとかもマルチエアだ。もっと言うと、Fiat 500Xとか、ジープ レネゲードも。
御大が言ってた、オイルの3つの条件はもちろんクリア。
さらに、「マルチエアは吸気バルブもエンジンオイルで動かしてるだろ。そこも考えて作ってるんだ、このオイルは。」とのこと。
で、かなりイイから!と、御大から太鼓判を押されちゃったら、入れないわけにいかないでしょ。
ホントはちょっとお高いけど、モチュールと同じ値段でイイからって言われたし。
このオイル、鮮やかな赤い色が特徴的。エンジンに入れている様子はまるで、心臓に生き血を注ぎ込んでるみたい。
この血がすみずみに行き渡って、パワーが生まれるんだな、なんて。
エンジンかけてまずビックリ! 微小なアクセル操作に対して「ウォンウォンウォン」と、エンジン回転がぜんぶ付いてくるじゃないですか。要は、レスポンスが敏感になった。
前のモチュールも良かったけど、「ウォン(スカッ)ウォン」と、アクセル操作についてこれないときがときどきあった。
「エンジン低回転構造改革」にも効果ありそうだし、なにより、シフトダウンのときの回転合わせ(ブリッピング)もきっちりできて、より楽しく走り回れそう。
で、クラッチつないでアクセル開けると、明らかに伸びがイイ。エンジンが喜々として回ってる。
2000から3000回転にかけて、ちょっとがんばっちゃいますよ!ってときの加速が楽しい。何度もアクセル開けちゃう。
新品オイルで、その有利な分を差し引いても、明らかに軽く回ってる。
ほらほら、ワクワクしてきたぞ!
で、家に着いて。
「ブオン」と一発空ぶかしを噛ましてからエンジンを切るのが僕の習わしになってるんだけど、いつものように軽く踏んだ(あまり吹かすとご近所に迷惑なので)だけなのに、いつも以上に回転が上がった。
まさに潤滑が良さげな予感。
とはいえ、
マルチエアの油圧駆動にどんな効果がありそうか、
これから夏になるけど大丈夫? とか、
はたしてこの滑らかさがどんだけ持つの? とかとか、
これから、この「赤い血」の流れ方を見ていくことにしましょう。
このオイルについて、「詳しくはWebへ(御大)」って言ってた割に、あまり詳しいことは載ってない、、、
それと、関東圏で扱ってるのはまだ御大のショップだけらしい。ちょっとトクした気分?
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で、走ってみた印象はこちら『ちょっとヤバいっ[真っ赤に流れるルブロスで、走ってみた記]』
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