ディスクローター、ドライバー側が焼けるって知ってた? [ ディスクローター/パッド交換@100524km ]

QBK:急にブレーキが気になったのでw

去年の本庄S耐の後、ブレーキにジャダーが出るようになっていて。

高速道路でかるーくブレーキかけると、ハタハタとハンドルが揺さぶられる。バタバタ、ってほどじゃない。ディスクローターをブレーキパッドで軽く押さえると振動となってハンドルに伝わってくる。ローターが微妙にブレてきれいに回ってない証拠。で、さらにギュッとブレーキペダルを踏むと、振動はスッと消える。それまで感じてた振動はパッドに押さえ込まれる感じ。
ジャダーの出具合はホイールの重さにも関係しているようで、重いシロホイールだとあまり感じなくて、軽いクロホイールに替えたらちょっと多めに感じる。

ジャダー、本庄直後は顕著に出てたけど、そのあとタイヤ交換したりとかしていたら、うっすら軽くなった。ま、これでもうちょっと引っ張ろうかな、と思った矢先、また顕著に感じるようになって。以前よりも10〜20km/h(メータースピードはオトナの事情で書けまへん)低いスピードでも明らかに感じるようになった。ちょっと悪化してる?

約1か月後はまた本庄S耐、あのブレーキにきっつい本庄サーキットでこのまま走るのは精神衛生上、まったくよろしくない。っていうかせっかくのサーキットロングラン楽しめないじゃん。
というわけでディスクローター交換に。ついでにもう4年モノとなって熟成(?)が進んだであろうパッドも交換しましょ、と。

スタッドボルト緩んでたじゃん、あぶねぇあぶねぇ

交換はいつものフージーメカにお願い。
「スタッドボルト緩んでたぞ」と、作業後にご忠告をいただく。手でも回る状態のものが2本あったそう。
そのせいでこの前のシウマイカップ、ラスト、ホイールナットが緩んだのか?

「だからさ、走り終わったらすぐにナット締めとかないと」ってフージーから言われたけど、それって違くない? 走行直後、ホイールに熱が入った状態で締めたら、こんどは緩まなくなっちゃうじゃん、とこれまでにみんなから教わったことを返したら「ナットが緩むのと緩まないのじゃ、どっちがいいんだ!?」と。

そりゃ緩まない方が、いいよねぇ。「だろぉ、カキンカキンになっても締まってたほうがいいだろ」「俺はその方がいいと思ってやってるよ」「いろんな考え方があるの、みんなの話も大事だろうけどよ、最後は自分で考えないとダメよ」と、今日もありがたいお説教をいただきました。あざっす。

お前はすでに太っている??

ディスクローター交換は、これまで10万キロ走って、確か3回目。

少し前、リフトアップして下からのぞき込んだとき、ディスクローターの内側、エンジン側にバッチリ溝が付いてしまってるのを見つけてしまって、それもあって今回の交換になったわけ。ホイール側、つまり外からチェックできる側は、問題ないのに。
しかし、なんでだろうね、内側だけなんて。「知らねぇよ、また山でも登っちゃったんじゃないの(謎)」とつれないフージー。タイヤで巻き上げた小石とかを噛んでしまったのかな。よく分からん。

溝ができたローター
ローター内側に溝ができてる。これは左側

溝ができたローター
同じく、こちらは右

ローター外側
外側は特に問題なさそう。これは右、左も同様

交換後、それまで使っていたローターの状態を確認していたら「ディスクローター、運転席側が焼け気味になるのよ」とフージーが教えてくれた。うちの場合は左。「やっぱドライバーが乗ってて重くなってるからなんじゃないの」、じゃもっとデブだともっと焼けるのかなってフージーに聞いたら「これ、結構焼けてる方よ」だと。すでにお前は太ってる、ってコトか、あぁ!?

交換したディスクローター
工場照明のせいで分かりにくいけど、左側のローターの方が焼けてる

ちなみにローター、ドリルドだとかスリット入りとかいろんなのが出回ってますけど、うちはプレーンなヤツ一択。第一ああいうのは高いし、ドリルドは使ってると小さなクラックが穴の周辺に広がってきて気持ちが落ち着かなくなるし、スリット入りはパッドの設置面積が減る=ブレーキの効きに影響すると信じているし。

パッドも新しくなったので、ナラシをしましょ

ブレーキパッドは、いつものエンドレスのMX72。ヘタレなので、ちょこまか変えても分かんないんだから、同じものを使ってたほうが気を使わなくてすむので。

今回みたいにディスクローターもパッドも新しいときは、ナラシが必要。パッドの材質をローター表面に馴染ませることで、ブレーキがさらにしっかり効くようになるんだとか。
以前、MX72を替えたとき、プロドライバーに当たりを付けてもらった。たまたまそのショップに来ていたドライバーで、いまはスーパー耐久にも出ている人。

なるべくじわーっと、しかも長く踏む。そういうブレーキの踏み方を何回か繰り返す。

確か、そのプロはそんなこと言ってた、、、ような。そんなことを思い出しつつブレーキを丁寧に踏みつつ、家に帰りましたとさ。

プント2台
水もしたたるイイクルマ。左はここの代車