EVの正解はコレだよ、フィアット トポリーノEV [ と、EV界隈の新しいマウンティング ]
一部のEV界隈では、バッテリー容量によるマウンティングが起きてるそうで。池田さんのこの記事に書いてあった。
真面目に考えに考えて、バッテリー搭載量を減らしたマツダのMX-30 EVあたりは、EVマニアから散々のバッシングを受けた。マツダの広報部員がMX-30 EVに乗ってEVのミーティングに行ったら、酷い目に遭ったらしい。「いやもうホントボロクソに言われました。もう二度と行きません」と言っていたくらい。「バッテリーがドカ盛りじゃないダサいBEVは要らない。別にエコとかどうでもいい。俺は電池の心配をしなくていい、イケてるBEVに乗りたいだけ」という話である。
出典:池田直渡の「ぜんぶクルマが教えてくれる」「スズキの技術戦略説明会に心から感動。小さくとも真摯な者に物理の神は微笑む」 ※当該記事は有料、だけど上記抜粋部分は無料の範囲なので引用した。
昔々、昭和時代のクルマ小僧が、自動車カタログ(自動車工業会が出してた冊子のやつね)のスペックだけ見て、「ギャランGTOは(最高速)200キロ出んだぞ、ベレGなんか190キロしかじゃん」なーんて、親も親戚も乗ってないのにガキ同士で張り合ってたみたいに、
EV乗りどうしで「いまどきのバッテリー、100(kWh)は当たり前ですよね、うちのは110超えてますけど」とかやってんのかなー(笑)。
ちなみにマツダMX-30 EVがなぜマジメで偉いのかはコチラ → グーネットマガジン「EVの理想と現実。バッテリー容量について考える【石井昌道の自動車テクノロジー最前線】」
このページにも書いてあるように、
◎航続距離を長くしようとすると
↓
×EVはバッテリー容量を増やすしかない
↓
×バッテリーは重い=クルマが重くなる
↓
×電費が悪くなる
×製造時からのCO2排出量が多くなる
×重いクルマは道路痛めるし、タイヤすぐ減るし
↓
つまり、CO2なかなか減らなくなるわ、資源じゃぶじゃぶ使うことになるわ、
それでも現状、さらに航続距離伸ばそうとしてるわけで、それじゃCO2排出も環境保護も、効果や効率がどんどん悪くなるだけ。負のサイクルにはまる、まさにドツボ。
EVって、何のために使うんだったっけ?
なので、EVはこれが正解だと思うのよ。近距離コミュータ、フィアット トポリーノEV。
出典;fiat Magazine CIAO!「小さくて、偉大なクルマ!イタリア人に愛された『Topolino』がEVで帰ってきた」(ちなみにリンク先の記事、トポリーノとかNUOVA500の歴史にも触れててためになった)
スーパーに買い物行ったり、子どもを塾に送り迎えしたり、テニススクールとかに通ったりするには、これで充分じゃん。
長距離走ったり荷物積んだり、一台に何でもかんでもやらせようとするから、EVはどんどんデブで大食いになっていくわけで。今のEVの“進化”は醜いとさえ思う。発想から断捨離が必要だよ。
本国サイトはコチラ。すでにデリバリーが始まってる。これで約170万円かぁ、、、トポリーノEVはヨーロッパの独自規格でこのまま日本には持ってこれないみたいだけど、夢が広がるなぁ
池田さんの記事読んでたらこの人思い出したんだけど、まだやってるのね。
アホだなぁ(笑)
ムービーはコチラ。
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