じわーっ、すすすすーっ スロットルスペーサーでアクセル操作が楽しくなった
- 2018.11.27
- アバルト プント クルマ レーシング
- スロットルスペーサー
アクセル、今は全部電子制御なのでポンと開けちゃって大丈夫、と思ってたけど、そうじゃないみたい。
特にこのスロットルスペーサーを付けてから、立ち上がりの微細なスロットル操作が楽しくなった。
スロットル操作って、大事だな、と改めて思わせてくれた一品です。
印象に残ってるのは、このジムカーナで走ったとき。
1速でパイロンを回ってからの立ち上がり、
じわーっとアクセルを踏んでいくと、その踏み込みに間髪入れず、
すすすすーっと車速が上乗せされる。
じわーっ、
すすすすーっ、
そのシンクロさ加減が、超気持ち良かった。
峠のコーナー、立ち上がりとかでも、特に2速で回り込んで立ち上がるような細かいコーナーで。
アクセルの開度に応じて、車速がどんどん上がる。
敏感なレスポンス、って話なんだけど、シンプルに言うと。
でも、あのときの操ってる感じ、そのときのプントの反応が、楽しい。
クルマを操るということの、純粋な喜びがある。
とはいえ、昔のアルファロメオのウェーバーキャブには敵わないけど。
あれは官能的だった。
アクセルを0.1空けると、気分的に0.15くらいの反応がある。
要は、アクセル踏んだときの期待よりも、ほんのちょっとだけ上乗せされてパワー感が得られる。
それを見込んで、微妙にアクセルを踏み分けるわけですよ。
ちょっと行きたいときは、本当にちょっと踏むと、控えめに進む。
どんどん行きたいときは、自信を持って踏むと、ガンガン加速してくれる(60年代後半の1.8Lエンジンだから大したことないけど)。
その微妙なやり取りと、それによるあうんの呼吸が、一度走り出したらもう病みつき。止まらない。
穫れたてのトマトにそのままかぶりつくような、ナマの体験、楽しさ、面白さが、良く作られた昔のNAキャブ・エンジンにはあったなぁ、といまさらながら思い出すわけです。
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