エンジンチェックランプついた [ multiecuscanで診断してみた ]

2022年が始まって正月気分もそろそろ終わりの頃、走っていたらいきなり「ピー」だと。ひさびさに見たなー、この表示。新年早々、悪い予感。

そんなわけで、multiecuscanの出番

エラーの話を聞いて、プント仲間の隊長がイタ車乗りの強い味方、multiecuscan(をインストしたPC)を持ってきてくれました。
◎multiecuscanについてはこちらを参照
◎使い方のフォーラムも上記ページにあるけど、日本ユーザーのフォーラムがみんカラにあります
◎このソフト、Windows PC版しかないのでマカーの僕は持ってないのですが、iPhoneやiPadで使えるiOS版が出てますねー。僕でもダイジョウブ?

これを使えば、過去に吐いたエラーの履歴やその原因を見たり、ちょっとしたオーバーレブぐらいのエラーであればそれを消したりできる。けっこう多機能。

multiecuscan機能一覧
multiecuscan、MultiAir系のアバルトプントの対応機能一覧。https://www.multiecuscan.net/SupportedVehiclesList.aspx より該当部分をキャプチャ(日本語に機械翻訳ずみ)

さらに各種設定の変更なんかもできる。
フィアット車にはハードブレーキの時にハザードランプが点灯する機能が付いてるけど、以前Kさんにそれをこのソフトウェアで動作オフにしてもらった。なので、僕のプントはヘアピンの突っ込みとかでハザードがパカパカ付かなくなってます。
チョーシに乗ってアイドリングストップの機能もデフォでオフにしてもらったら、セルが回らなくなっちゃった!どこがダメだったのか? 設定を元に戻したらエンジンは一発始動して一件落着だったんだけど、Kさんエラく焦ってた。無理言ってゴメンね。

原因はギアレバーポジションセンサー


で、診断した結果がこれ。エラー原因はギアレバーポジションセンサーで、エラーが出るまでのログと、対処方法が出てくる。
3年前に装着したハイスパークイグニッションコイルがそろそろ寿命っぽいので、それあたりかなぁと予想してたんだけど、違っていてちょっと安心。でも、意外なところのエラーで、それはそれで新しい心配が、、、なんだかなぁ。

その対処方法、英語だったのでGoogle翻訳のiPhoneアプリにかけたら、あっという間に和訳できた。これはこれでスゴい。
ソフトウェアからサジェストしてもらったように、とりあえずその場でエラーを消して様子見に。

以下を確認してください。
・配線の連続性
・ニュートラルセンサーまたはエンジンコントロールユニットの接続が緩んでいるアースが正しく取り付けられていない、錆びている、または塗装されていない
・リニア圧力センサーの凝縮(リニア圧力センサーから派生したニュートラルセンサー電源)ニュートラルセンサーが正しく機能していない
障害は断続的です。 障害コードをクリアし、同じ障害の将来の出現を観察します。 ダッシュボード警告灯が作動しなかった

で、問題のギアレバーポジションセンサーは、これ。UKに在庫を発見。付加価値税込みで£155.40は、24,000円くらい。

ギアレバーポジションセンサー在庫ページ
https://www.shop4parts.co.uk/?name=store&op=Product&ProdID=24798&sku=319683&fbclid=IwAR2cwoxdF_hNOSOizuXg_oeUzmnC6k-9TLFg5QF8fPVCMZbEDalRUQpdLpo より

で、このセンサー、どこに付いているかというと、ギアレバーの付け根あたりだとこれまたプント仲間が教えてくれました。ありがとう。

時代はめちゃめちゃ進んだよね(笑)

僕がクルマ趣味やってた昭和時代、クルマの不調がこんなにパッと分かることはなく。メカニックの大将の長年の経験とカンで「ここじゃねーか」なんてやってたけど、平成を過ぎて令和のいま、スゴい進化したのね、と実感(もっと早く気づけよw)。
ま、昔のクルマはもっと原始的でアナログな機械のカタマリで、電気なんかプラグとライトぐらいしか使ってなかったけどね(古すぎ?w)。

部品もすぐにパッと見つかる。昔だったらパーツリストとか見て専門の業者さんに電話とファクスだったけど、今じゃUKの在庫が日本にいる僕から参照できるし、なんとなれば注文して買うこともできる。インターネットすごい。
英語は翻訳アプリで怖くないし、支払いはPayPalを使えば現地レートで日本円で買えるし。
分かんないことはFacebookのアバルト プントのグループで聞けば、誰かが教えてくれるし。

なんだか時代はめちゃめちゃ進んだよねぇ。まさに浦島太郎(笑)ですわ。