魔改造とかいなせ系とか絶滅種もイロイロだぞ[ 2022 Fiat Festaに集まったプント詳報 ]

そうだ、グループ分けしよう!

って今回、まっ先に思ったわけですよ。20台以上のプント参加があるって聞いたとき。

会場の様子
Super SportとScorpioneを集めた一角

それには理由があって、あれは2017年のオフィシャルイベント、アバルトデイズに参加したとき、
あのとき、参加車(者)はゴチャゴチャに駐車させられたんだよ。プントも、500系も、124もいっしょくた。ミ●も●ソもいっしょ。会場はお台場の駐車場で広々してて、導線も引きようがあったのに。
せっかく集まったんだから、仲間どうし、駐めたいじゃないですか。みんなブーブー言ってましたよ。

プントの種類って?

プント、絶滅希少種とはいえ、それなりに車種が分かれているわけですよ。
1.アバルト版のベースとなったグランデプント、いわゆる「素プント」
2.2008年発売のグランデプント アバルト、「GPA」
3.2010年発売のアバルトプント Evo系、「APE」
4,APEの特別仕様、「Super Sport」
5,同じく「Scorpione」
※プントのカテゴリについて、詳しくはこちらを参照
グランデプント → プント Evo → プント。これって全部同じモデルの名前(笑)
プント美術館。歴代の顔とお尻を一挙公開?

駐車レイアウトはこんな感じ

今回のフィアットフェスタ、参加プントは24台(うち1台不参加で最終的に23台)、これだけ集まれば、さすがにこの5カテゴリーを満たすぐらいは集まる。これはちゃんとタイプ別に分けて並べたいじゃないですか!!
そんなわけで、まず、コレを作りましたよ。

プントの参加も増えたけど、なによりコロナ禍も収まってきて参加者や出店業者も増えて、会場でのスペースの取り合いになっちゃって、うちらの専用スペースもギリギリ。あれ以上増えていたら一か所に収めるのはムリだったかも?

元祖さまーズ

素のグランデプントがこれだけ集まるのは滅多にないですよ。しかも、3ドアのスポーツは、マジで数少ない。少なすぎて何台残ってるか分からない(笑)。それが2台も集まるって、コレはスゴいことです。
この、素のプントとアバルト版のグランデプント、ノーズをよーく見くらべると若干違う。並べて見ると、それがよく分かる。以前にコレを書いた。ここまでこだわって造り上げたわけですよ、アバルトは。

魔改造クラス

プント、販売されてから年月が経っているから、オーナーにそれなりに改造されたり、整備されたりしている個体が多い。なので、並べるときはそれも意識して。

特に、アバルトだけに走り屋系の魔改造組がいて、その改造っぷりが見ていて面白い。なので、それがひとかたまりになるように。
ド派手なネロ(クロ)は、もはや界隈でおなじみ。いつも現場でどこかイジってる。今回は何やってたんだろう?

このS2000ふうの1台は、全部手作り。こんど、ドカチンヘルメットを切ったり貼ったりしてラリー用ライトボッドを制作中なんだって。もう開いた口が塞がらない(笑)。

ほかに、エアスクープを乗せた丁髷(ちょんまげ)GPAも。ルーフに穴は空いておらず、完全なダミーだけど、プントはこういうラリーイメージがよく似合う。

いなせなプント

あと、Super SportやScorpioneはカッコよくイジってる人がいて、特にスコルピオーネの方なんか、スリーハンドレッドのイベントで賞をもらったくらい。そういう、いなせなプントもみんなに見てもらいたかった。

それからこんなふうに、トランクにウーハー仕込んでるSuper Sportsも。この1台は目立ちやすいように通路側に駐めてもらって、音楽流してもらったり。

シロホイール分科会

プントにシロホイールを付ける人が最近多くて、僕もそのひとり。なので、シロホイナカーマも並べました。ホイールはesseesse標準のフィンタイプのほか、OZ Rallyが何と3台も! OZさん、なんかください。

僕がイチバン好きなプント

ただ、残念だったのは、このGPA、ちょっと奥まった位置になっちゃったこと。
正面からの写真しか残ってなかったので分かりにくいけど、サーキット走行用に要所に手が入れられた、本格仕様の希少な正統派。サーキット&GPA歴が長いオーナーのライフスタイルが分かるような一台に仕上がっていて、僕はホントにのGPAが大好き。

イロモノAPE

プントといえば、ボディカラーはビアンコ(シロ)かグリジオ(グレー)系が多いんだけど、今回の会場ではジャッロ(イエロー)とロッソ(レッド)の、イロモノAPE(さーせん)が目立ってましたね。特にジャッロの方はわざわざ全塗装したノンオリジナル。

やっぱ、走るプントがカッコイイ

FiatFestaは並べるだけじゃなくて、スラローム(ジムカーナ)といった走るプログラムも用意されていて、それに今年は3台のプントが参加している。

並べるのもいいけど、やっぱりプントは、走らせた方がもっとカッコいいよ。
うん、走るプントは、世界で一番カッコいい!

※Hさん、Kさん、Fさん、Oさん、今回も画像使わせてもらいました。ありがとうございます。