プントは完全シカト、アバルトオフィシャルから今回も [ フジスピードウェイ スピードフェスティバル2022、オフィシャル記事に異議あり ]

仲間のプント隊長が、マジで怒ってます。
ま、今に始まった話じゃないけどね、アバルトオフィシャルの、プント・カン無視は。けど、オーナーとしては悲しいよ。

イベントで、完全にいなかったことにされている(泣)

先日の「フジスピードウェイ スピードフェスティバル2022」の様子が、アバルトのオフィシャルサイト「SCORPION MAGAZINE」で紹介されていたんだけど、そのページに、グランデプント アバルト(GPA)、アバルト プント EVO(APE)がまったく紹介されていない。キャプションで車名記載がたったの1回あっただけ。

「パドックを彩った色とりどりのアバルト」っていう小見出しの割には、現行モデルに限るとアバルトは500系しかない、というわけだ。そうですかそうですか。
プントは完全になきモノにされている。昔よくあったでしょ、小学校で問題児とかが卒業アルバムとかから完全排除されるやつ、あれと同じ扱いだ、われらプントは。

取材者はプントも見ていたはずなのに、意図的に外してる

問題のWebページはコレ。
「新旧含め約70台のアバルトが集結! フジスピードフェスティバル 2022に集まったサソリ遣いたち」
※タイトル画像はこの記事からキャプチャしたもの

このページにはこんなカットが載っているが、

https://www.abarth.jp/scorpion/wp-content/uploads/2022/09/220905_Fuji_Abarth_MTG_02.jpg より転載

僕が当日、会場で撮ったのがコレ。上の画像と同じ個体でしょ。OZのラリーレーシングが欲しい、という知り合いに参考で送った1枚。
画面右側すみにGPAとAPEがチラッと写っているでしょ。

で、そのGPAやAPEの隊列が、コレ(Kさん、画像借りたよー)。
上の画像でチラッと写ってるGPAが画面左に写ってる。

つまりだ、
当日の会場で、通路を隔ててGPA/APEが10台以上もこんな感じで並んでいたのに、取材者はカン無視だったわけだ。雑誌とか紙媒体でスペースの関係で〜というならともかく、スペース制限のないWebでこの扱いは、意図的に無視されたとしか言えない。うちらのグランデプント/プントも、アバルトじゃなかったの!?

新車オーナーしかアバルトオフィシャルは相手にしない

実は、5月に開かれたフィアットフェスタのとき、アバルトオフィシャル・ページの編集に携わっている編集者に、彼をよく知る友人を通して取材のお願いをした。「プントがいっぱい集まるから取材しに来て」と。けど、僕らには連絡もなく、もちろん当日の取材もなし。ま、忙しかったんでしょ、知らんけど。
そのとき、「SCORPION MAGAZINE」の取材対象は「新車オーナーに限る」という縛りがあることも聞いた。

「SCORPION MAGAZINE」は、販売促進の一環として存在していることは、僕もバカじゃないからよく分かってる。なので、扱うネタはどうしても現行販売車種が多くなることも理解している。
中古で買ったオーナーは取材対象外。新車を売りたいわけだから、中古で買った人はダメ、ということなんだろう。ちなみに、我らがプント・オーナーさんたちは新車からのオーナーもいる(僕もその一人)けど、中古のオーナーさんが多い。
それよりも何よりも、もう新車で売ってないモデルやそのオーナーは取り上げなくてヨシ!って編集方針なんだろうと僕は思ってる。
「過去モデルを取り上げちゃって、それを見て“中古でイイからこれ欲しい”っていう人が増えたら新車が売れなくなっちゃう」なんて、中の人がバカなこと考えてるからかも、と勘ぐってみたり。

過去モデルや、そのオーナーに冷たすぎないか

だけどさ、それでいいのか。

ブランドにまつわる歴史とか文化とかは、そういう過去のモデルのオーナーさんたちのソサエティが広めたり深めていったりするモノじゃないのか。で、そこで醸成された空気がいろんな人に伝わり、ブランドのイメージアップや購買意欲の刺激に繋がっていくんじゃないか。
「SCORPION MAGAZINE」は、そういうアバルトに関連する文化みたいなものを作るメディアじゃないのか。それとも、単に新車が売れさえすればオケという、そんな薄っぺらなサイトだったのか。

ホント、何回も書くけど、過去モデルとオーナーには、いけしゃあしゃあと冷たいよな。今回の件で、アバルトオフィシャルに対するブランド・ロイヤルティ(そのブランドをイイと思う気持ち)がまた下がったぜ。

124も生産・販売中止になったから、今後、オフィシャルからなきモノ扱いにされるので、オーナーさんがたはココロしておいた方がイイよ。あ、そういえば記事中でカン無視だったね、124も。

カン無視は今に始まったわけじゃない、けど悲しくなった

このブログでもオフィシャルによるプント・カン無視は書いたことがある。2017年だから5年前、アバルトオフィシャルは、あの時分から現行モデル尊重、過去モデル外しをやってるわけだ。
アバルトデイズの悲しい思い出 [ もはや行く気ないんですけど ]

なので、今回の結果はある程度予測できたけど、それにしてもいざ記事を見たら、悲しくなった。アバルトオーナーとして。なのでこれを書いたわけなんだけど。

アバルトの一員としてフツー扱ってくれ、と思ってるだけなのに

上のエントリのあと、こんなのも書いた。今も同じ気持ち。
去年のアバルトデイズで、僕がホントに言いたかったこと[チンクもいいけど、プントもね!]

プントを大々的に扱ってくれとか、そんなめんどくさいとはみじんも思ってない。ただね、
こんなイベントがありましたよ、アバルトとそのオーナーさんがたくさん集まりましたよ、
500系はこんな感じ、
過去のプント系はコレ、
124はコレ、
みたいな、フツーな紹介がなぜできないのか。
今日、まさに浜松でFIAT PICNICが開かれていて、僕の知り合いのプントも何台か参加予定だけど、またカン無視されるんでしょ、どうせ。