モッサリトーキョーには、モッサリモード [ スポーツモード、ノーマルモードの僕的使い分け ]

ROMを書き換えてから、走り方が少し変わった。
正確には、昨日も書いた「ノーマル」「スポーツ」それぞれ使い分けるようになった。

ROM書き換えは納車から約1年半後、約34,000キロのとき。ThreeHundred製を入れた。
純正の「スポーツモード」は確かにパワー(というかトルク)が出て、楽しいんだけど、だんだんと慣れてきたころ。ちなみに、スポーツモード時のトルクは下記の通り。
 ノーマルモード時:23.5/2,250 kgm/rpm
 スポーツモード時:25.5/2,500 kgm/rpm
 *最高出力は163/5,500 ps/rpm>で変わらず。

25.5kgmというと、NA2.5Lなみのトルクなので、そのパワーがあのコンパクトなボディ(軽くはない)に宿っているんだから、そりゃ楽しくないわけがない。

 

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ROM書き換え後、街中が走りにくくなった

ROM書き換え後は、「楽しい」が「メッチャ楽しい!」に変わった。3,000回転前後からの炸裂するようなパワー感が上の回転域まで続くようになった。全ての回転域で純正ROMよりもパワーがもう一段階上乗せされたイメージ。
その一方、ノーマルモードは変更がない。だから、昨日も書いたようにノーマルとスポーツの差が一段と鮮明になったわけ。

それまではどちらかというと、ほぼ常時スポーツモードで走っていた。ノーマルモードはいらないかな、とさえ思っていた。

ところがですよ!
ROM書き換え後はスポーツモードで街中は走りにくいこと、にくいこと!!
低速からレスポンスが良すぎ、で、ちょっと踏み込んじゃうと爆発的にパワーが出てギクシャク。本当にセンシティブな操作が必要になった。アクセル操作は、それこそ紙一枚分踏み込むか踏み込まないか、という感じ。

というわけで、街中ではノーマルモードで走ることが多くなった。
スポーツモードよりは劣るけど、それでも踏み込んでタービンが回れば23.5kgmのトルクが出るわけだから。

モッサリ東京には、ノーマルモードで充分

それと、ふだん走っている東京市街地の交通事情も、ノーマルを選ぶ理由になっている。

モッサリ走るクルマが多いんだ。
でかいワンボックスからクラウン、BMWやメルセデスといったガイシャまで、しかも最近はハイブリッド化が進んで出足も良いはずなんだけど、本当にモッサリ。

1台がモッサリ走ったら、あれだけの過密状態なので周囲のクルマもモッサリつきあわないと危ない。結果、交通の流れ全体がモッサリになる。
まぁ、50メートル走っては3分待たされるような、あれだけことごとく信号にジャマされたら走る意欲も削がれてしまって、ATのクリープで前進するようなモッサリとした走りになるのも分かる気はするけど。

そういうモッサリとした連中と走るには、ROM書き換えたスポーツモードではパワーありすぎ。必要以上すぎる。なのでモッサリモード、じゃなくノーマルモードで走っても問題なし。
配達を急いでいるような軽のバンには負けるけど、っていう程度。でもあっちは「プロ」だから、移動で走ってるだけのこちらが目くじら立てちゃいけない。バチがあたる。

で、ちょっとキビキビ走りたいというときはちょっと踏み込んでタービンを回してやればパワーバンドに入って少しキビキビと動けるようになる。

これでいいや、と東京の街中では思うようになった。

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都心部ではビルとかの影響でちょいちょいGPSをロストするので、実はちゃんと自律運行できるしたカーナビが便利。抜け道機能も必須だな。