止まれなきゃ、スピード出せないから。[アバルト プントのブレーキのこと]

走行会、というかサーキット走るならイチにもニにも、ブレーキ。

ウチのアバルト プントのディーラーでは、アバルトもアルファロメオも同じDOT4のブレーキフルードだけど、アバルトはより沸点が高い=高温に耐えられる「SL-6」というグレードを使っているそうだ。
「皆さん、サーキット走られたりしますからね。アバルトのかたは。」と、ディーラーの担当者。

でもね、それでもウチのプント、ブレーキはノーマルの状態だと、ツクバ2000サーキットを3周くらい走るとペダルがスポンジーになってしまって。
サーキットの先輩がたにいろいろ相談したあげく、ノーマルのブレーキパッドの耐熱性能が良くなく、それがブレーキフルードにも良くないんじゃないかという意見もあり。っていうかやっぱりパッドもそれなりに換えたいという気持ちもあって、交換。

まず交換したのがフェロードのDS2500。さすがに効いたけど、走行会に3回くらい出たらあっという間になくなったので、
次に試したのが、エンドレスのMX72。「こっちの方がコントローラブルだよ」という評判通り、ぎゅーっと奥まで踏んだときの、ペダルの力の入れ具合で制動力を微調整できる、感じがするような気がする・・・
パッド自体の持ちも良い感じ。それでも、先日の富士スピードウェイでは1コーナーの突っ込みが厳しいので、あっという間に減ったけど、これはまあ仕方ない。

で、フルードはどうなったかというと、それでもまだダメで、ツクバ2000を走っていたときにペダルがスコーンとフロアまで入ってしまったことが! ブレーキはポンピングですぐに回復したので、無事にピットに帰って来られた。

そんなこともあり、フルードは最終的にDOT5に交換。それ以来、安定してブレーキングできています。前述の富士スピードウェイの1コーナー、どんなにガンガン踏んでも問題なかったし。
さらにいうと、ブレーキラインをステンレスメッシュのものに換えたい。それは次の課題(というより、予算の課題!)。

それから、走行の前後には必ず、知り合いのタイヤ屋さんでブレーキのエア抜きをしてもらっています。←コレ大事!

繰り返すけど、サーキット走行はイチにもニにも、ブレーキ。エンジンがちょっと吹けないくらいどうってことないけど、ブレーキが効かないんじゃお話にならない。せっかくのサーキットなのに、アクセル踏めない、スピードが出せない。それに止まりきれずにクラッシュしたらタイヘンだし、まわりの人にも迷惑かける。ガードレールとかのサーキットの施設を壊したら弁償代も高い(ガードレール修理、1メートル10万円ってホント?)。

ブレーキのエア抜きは、そのタイヤ屋さんではお手頃・親切価格でやってくれている。「ブレーキがいちばん大事だから、いつも気軽にやってもらえるように」とのことで、いつもありがたくお願いしています。ホント、感謝です。

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フェラーリでサーキット走行はムリでも、ピットではせめてこれを使う?(笑)