ウチのアバルト プントに、音楽ハードディスクが付いた [XCarLink 装着編]

ウチのアバルト プントに、音楽ハードディスクが付いた [XCarLink 装着編]

オーディオに音楽データのハードディスクを追加した感じ、ですね。

これがXCarLinkユニット

昨日のエントリで書いた「XCarLink」を取り付けました。

オーディオのリムーバーも付いていたので、キットの取り付けは自分でやってみました。
リムーバーでサクッとユニットを引き出して、ユニット裏の端子にXCarLinkの端子を接続。ただそれだけで、手持ちのiPodがオーディオユニットにめでたく認識されました。
その間、たったの5分程度。

でもその5分で終わらないのがイタリア車。
XCarLinkのケーブルを取り回したあとに、オーディオユニットを元に戻すのだけれど、これが収まらない収まらない!ケーブルがハウジング内のあっちこっちに引っかかって邪魔してる。
仕方ないので、昔々、キャブレターの調整で使っていた長いドライバーを使って、収まりの悪いケーブルを落ち着かせて、何とか一件落着。
そのあと、iPodに接続するケーブルを取り回したり、全体で30分くらいで作業終了。

XCarLinkユニットは、ダッシュボード奥、ヒーターユニットの下の空間に
接続ケーブルはこのラバーの下に空いている穴を利用してコンソールに。本国ではここにUSBコネクタが付いている。

で、使ってみた印象が冒頭の一文。
今までiPhoneやMacBookに溜めてあった音楽をアバルト プントで聞くことができるようになった。
ありがとう! Tさん!!

オーディオユニットの「Media」を2回押すと「CD Changer」と表示され、ちょっと間を置いて曲が始まる。この動作でも分かるように、XCarLinkは外部機器をCDチェンジャーとしてオーディオユニットに認識させる機械。なので、iPodにはプレイリストを仮想CDとして登録しておき、それを切り替えて選曲する。グッドアイデア!
プレイリストはオーディオユニットの「▲」「▼」 で、曲は「◀」「▶」で操作できる。

そういう仕組みのせいか、iPodから操作するとオーディオユニットとの連携がうまくいかなくなる。ただ、イグニッションを入れて少したつとiPodの液晶画面が「FIAT」のロゴに変わって操作できなくなる。

接続完了!

あと、iPodから音楽を流しながらイグニッションをOFF、その後ONにすると曲が流れない。CDやトラックの表示もなんだか違和感。どうやらイグニッションOFFのときの情報を記録してないようで、「Media」を再度押してあげると音楽が始まり、液晶の表示も戻る、、、と思ったらなんかCD/トラックの表示が違う感じ。そんなこんなでデータの連係がうまくいってないようだけど、ちゃんと鳴ってるし、細かいことは気にしない気にしない。

それから、外部機器に接続するコネクタが昔の30ピンなので、僕が今使ってるiPhone6を接続しようとしたら、ライトニング・30ピンの変換コネクタが必要になる。のだけれど、いずれライトニングはUSB-Cに変わるので、そうなったらまた変換コネクタ買い換えじゃん。
ということで、iPhone接続はあきらめて、家族が使っていた古いiPod(4GB)を引っ張り出してきた。これなら30ピンなので、変換コネクタも要らないし。

ちなみにXCarLinkにはBLAUPUNKT用、Bosch用の2種類があるけど、ウチのは前者。プントはそれでつながるはず、ということだったけれど、いざフタを開けて、というかユニットを引っ張り出してみたら、なんとDelphi製。でも結果オーライだったのでメデタシメデタシ。

これで、山の中に行ってFMの電波が入ってこないときとか、高速道路で放送波の切り替えがめんどうなときも、好きな音楽が聴ける。なんだか、運転するのがまたひとつ楽しくなってきたぞ。
かえすがえすありがとう、Tさん。

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これがその、Apple Lightning – 30ピンアダプタ
XCarLinkではアップル純正品を使わないと音が出ないことがあるらしいです。