実はドアロックかかってなかった。うちのアバルト プント[ マイナートラブル、ちょいちょい ]
助手席ドア、アクチュエーター交換
ある日、出先の駐車場に停めて、何気に助手席ドア(うちのは左ハンドルなので右側)のノブを引っ張ったら、開いちゃった! あれ? さっきロックしたばっかりなのに。何度ロックし直しても、何度も開いてしまう。
そういえば誰かを乗せるとき、外から助手席ドアノブを引っ張っても開かないことがたびたびあった。解錠してるのに開かない。車内からレバーを引くと空くんだけど。という状態がちょいちょい出ていた。
そうこうするうちに、完全にドアロックがいかれてしまった。ロックできなくなった。なので、助手席のドアノブを引っ張ればいつでも誰でも入れる状態だったわけ。ザ・無防備。
でもこんなマイナーなクルマ、しかもマニュアルで、しかもギアは6速なんてクルマ、中国の窃盗団も狙わないよなとタカをくくってた。堂々とパーキングとかに停めてた。
とはいえこのままもいけないだろうと、みもらったところ、ドアロックを行うアクチュエーターが動いていない、ということで交換に。
いまはもうロックできてるから、こっそり助手席から忍び入って、うちのアバルト プントを持っていこうとしてもダメさ(笑)
部品代は約17,000円、国内在庫があったので、すぐに交換できた。
国内在庫がある、ということはよくあるトラブルなのか、とも思ったり。
エアバッグ警告灯つくわ、ホーン鳴らないわ! で、コラムスイッチ交換
そうこうしてるうちに、エアバッグ警告灯が点灯した。エンジンかけて一呼吸したら、ピーッと警告音がして「エアバッグがチェック必要、マニュアル読んでね」みたいな内容のアラートがドット文字で表示される。
無視してしまえばいいんだけど、エンジンかけるたびに言われるので、買い物とかでチョイ乗りしてるとちょっと煩わしい。
ウチのアバルト プントはステアリングとシートを替えている。なので、エアバッグ警告灯のキャンセラー。(抵抗)がおかしくなったのか、と思ってた。
そうこうするうちに、ホーンが鳴らなくなった。
左から飛び出してきたクルマがいたので、ホーンボタン押したけど空振り! そのときは向こうも気づいたので何もなかったけど、ビックリした。心臓が飛び出るかと思った。
これはこれで、どこか断線したかなー、と思っていた。
↑のドアロックのついでにみてもらったら、断線じゃなかった。どちらも原因は同じで、コラムスイッチの故障。
コラムスイッチというだけあって、ハンドルを切ると、このスイッチも一緒に回転する。ハンドル交換したか、ホーンボタンを交換したか、何かの折に配線が可動部分と擦れ合うようになり、最終的にコラムスイッチの金属部分と接触、ショートしてコラムスイッチの内部を破損してしまったらしい。
ここには現在のハンドル交換時にエアバッグキャンセラーを噛ましていたので、コラムスイッチの破損で警告灯が付くようになったり、
さらにホーンに行くはずの電気も、ここで遮断されていた=鳴らなくなった、というわけらしい。
最近の電気のクルマは面倒くさいなーと思ったけど、最新のコンピューターまみれのクルマはもっと面倒くさいか。
ドアロック・アクチュエーターのトラブルは、単純に機械の精度の問題だと思う。
こちらは、ハンドル交換に起因すると思うので、そういう余計なことをしてなければ起きないトラブルなんじゃないか、と思う。
コラムスイッチ交換後、なんと、ホーンが鳴るようになった、当たり前だけど(笑)。
いままで、ホーンボタンを押してもなかなか鳴らなかったことがあった。仲間との別れ際、ちょっと鳴らそうと思ってもできなかったり。いま考えると、このせいだったのか、と。
あと、ウインカーが使いやすくなった。
車線変更とかの際、チカチカチカチカと4回点滅させる、あの操作がとても軽く、しかも確実にできるようになった。
やりづらかったパッシングもフツーにできるようになったし。
このスイッチのせいだったのか、と。
ちなみにこのパーツもすぐ出てきた。約32,000円と、けっこうするなー。
以上、新車から6年目、67,200キロ前後のリマインド。
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