エンジン強化マウントはいいぞ [ 付けて良かった一品 ]
- 2022.08.08
- クルマ
- マエカワエンジニアリング, 強化エンジンマウント
最近、ジワジワと良さを感じてる一品、それがエンジン強化マウントですね。
エンジンは、エンジンマウントでボディに据え付けられているけど、あんまりがっちり付けてしまうとエンジンの音や振動が車内に伝わってきてしまう。それを遮断するために、ノーマルではわりと柔らかめのゴムを使ったマウントが使われている。
それを、割と硬めのウレタンゴムを使ったのが、強化マウント。これに替えると何が良いかというと、、、
シフトがエロくなる
特に1←→2←→3速のタッチが激変する。スッと入るようになる。
ギアの回転が合ってると、ギアの方から飛び込むように収まってくれる。エクスタシー!
もう、シフト操作が気持ちよすぎて、3→2速シフトダウンなんかムダにやってしまうほど。
また、ノーマルマウントの時は、走りながらだと1速へ落とすことができなかったんだけど、それも簡単に入る。
ノーマルマウントの時はエンジン隣のミッションもブルブル震えているので、シフトノブからの操作の力が上手く伝わらないんだそう。なので、特に低速のギアでは入りにくかったりする。
それが強化マウントでガッチリと付くことで操作の力が逃げず、ギアチェンジがスムーズになる、と御大が教えてくれた。
なるほど、そうだったのか。
蹴り出しが速くなる
発進のとき、ノーマルマウントだと、エンジンがまずブルッと揺れて、それから駆動力が路面に伝わる。蹴り出しにタイムラグがあるわけ。
強化エンジンマウントを付けることで、その「ブルッ」が少なくなるので、アクセルを開けて間髪を入れずに駆動力が路面に伝わるようになる。
つまり、蹴り出しが良くなるわけ。これは、初めて乗ったとき“おぉっ!”って感動した。
うちのアバルト プントは、「エンジン低回転構造改革」と銘打って、スロットルスペーサーを付けたり、軽量フライホイールやクランクプーリーを替えたりして「ツキの良さ」を追求してきた。
でも、エンジンのツキをいくら良くしたって、それが地面に伝わらないんだったら何もならない。
その最後の仕上げ的なものが、この強化エンジンマウントなわけですよ。
クラッチをエンゲージした瞬間、タイムラグなく、クルマが前にスッと動き出すのよ。それって、めっちゃ楽しい。スポーティだといえる。
信号待ちから発進するとき、クルマがスッと前に動き出してくれる。エンジンのツキの良さと相まって、くいくい加速していく。
それだけじゃなく、コーナーから立ち上がるときとか、シフトダウンして再加速するときとかも、アクセル操作に瞬時にクルマが反応して前に、前に走ってくれる。
俺って、運転上手いんじゃ?
シフト操作も、発進・加速も、必ず行う運転操作。それを、強化エンジンマウントがグレードアップしてくれる。
発進して加速、シフトアップ、シフトダウン、それがいつも楽しく決まるんだから、走れば走るほど楽しくなる。“思いのままに操れてる”感じがして、なんだか自分、運転上手くなったような(錯覚ですw)
うちのアバルト プント、なんで走らせてこんな楽しいの?っていつも思ってたんだけど、よくよく考えたら、その大きな理由は強化エンジンマウントにあるんじゃないかと。
もちろん、スロットルスペーサーや軽量フライホイールなども貢献してるけど、それらによる機能向上を、しっかりと“着地”させる役割として、強化エンジンマウントが踏ん張ってくれてる感じ。貢献度は高いかと。
ちなみに、僕の強化エンジンマウントはコレ。
こんな絶滅種用、つまり作っても儲からないモノを作ってくれて、本当にありがとう、マエカワエンジニアリングさん。
川口のネットショップにも掲載されている、ということは、こっちはまだ在庫ありそう?
- 前の記事
雨の峠、アラゴスタの減衰とか、コンチネンタルタイヤのウェットグリップとか[ ある日のリマインド] 2022.07.12
- 次の記事
実はワタシ、○○○が好きじゃないんです [ アバルト プント9年目のカミングアウト ] 2022.08.09