ぽろっとなった(汗)けど直せたどー、よかった [ 令和に、昭和シャコタンのワザが生きた! カシちゃんありがとう ]
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ボコッて音がして、突然こんなことに。。。洗車してて、サイドミラーをグリッと回したときのこと。
これは直りそうだよ
ただ、壊れた!って感じはなかったのよ。外れた、っていう手応え。
実際によく見ても、折れたり、取れたりしたものが出てこなかったし。サイドミラーの中にもその下の地面にも。
なので、直せるな、と直管、もとい、直感。
ミラーを外してみると、構造はこんな感じ。
金属のカラーがベースとミラーのパーツをつなげてる。カラーはベースを貫通したあと、凸部がベースの凹部と嵌めあって固定されてる。
その嵌め合わせが外れないようにするために、バネでテンションをかけてる。
今回、いつもとは逆方向にひねったので、外れてこうなったんでしょ。理解したぞ。
ということは、凸部をもう一回嵌め直してあげればいいんだけど、
テンションかけてるバネがクセモノ。テンションがちょっと強めなので、凸部を貫通させて、さらにグリッと回して凹部に嵌め合わせるのに、めっちゃ力いる。テンションで凸部がなかなか顔出してこないし、しかも回すのに力も専用工具も必要。かなり難しい。
ただ、ここまでテンション強くなくても、と思ったけど、そうでないとすぐにパタン、ってミラーが閉じちゃうんだろうな。
しかし、めんどくさい作りになってるなー。製造のときは専用の治具かなんかでサクッとやっちゃうんだろうけど。素人の僕が持ってる工具なんて限られてるし、、、
このバネのテンション、何とかする方法ないかな。
昭和シャコタンのワザ!
と、そこで、閃きましたよ。昔、GC10ハコスカに乗ってたマイルドヤンキー(笑)のカシちゃんから聞いた、昭和時代、カネのない仲間どうしでシャコタンにするときの、とっておきの裏ワザ。
カシちゃん「バネをギュッと縮めて、その状態でワイヤーでぐるぐる巻きにしてバネを固定するんですよ。そうすれば上にスペースできるから、バネを一巻きとかカットするんです」
僕「スプリングコンプレッサーとか使わないで?」
カ「みんなビンボーで、ガス入れるのでカツカツだったから、そんな持ってるやついなっスよ」
僕「で、バネ切ったあとどうするの?」
カ「ワイヤーをカットするんですけどね、そのときはみんなビビりまくって、、、」
そりゃそうだ、強化スプリングではなかったそうだけど、そこそこ強い力がかかってる。それがワイヤーカットで一気にビヨーン!って伸びたら、反動でどこか壊れたり外れたりして何かが跳ね飛んでもおかしくない。黒ひげ危機一発、的なパニック? その話を聞いたのは平成になってからだったけど、話してるカシちゃんから、ビビりまくってワイヤーを切る当時の様子が僕にも伝わってきた(笑)。ビンボーは挑戦のエネルギーだ!
で、僕もカシちゃんから教わったとおり、バネをロッキングプライヤでギュッと締め付けてワイヤーで固定。それを2箇所に。その上でカラーを所定の場所に通したら、凸部が大きく顔を出し、あっけなくフリーで回って、凸部を固定することができた。画像、撮ってないけど。
今回固定したバネはサスのスプリングよりは全然レート高くないから、ワイヤー切るときも鼻唄まじり♪
こうして、昭和シャコタンのワザは、令和でも生きたのであった。ありがとう!カシちゃん。
そんなわけで、なおったどー
組み上げるときは土ぼこりとか取り除いて、接合部分には潤滑剤を塗ってあげたら、以前よりスムーズに開閉できるようになった。
どさくさに紛れて? ミラカーバーの脱着(これがまためんどくさいのよ)もできるようになった。なので、
いまのミラーカバー、年月と太陽の紫外線には勝てず、ちょっと白っちゃけてきたので、取り替えてあげようかな、と思ったり。
ただね、世の中にいろいろ出回ってるチンク系のは、プントには合わないのよ。これまた、めんどくさいことしてるよな > アバルト、というかフィアット。
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