ブッ飛ぶクルマ [ 映画「ファントマ」とシトロエンDS(初代) ]

ブッ飛ぶクルマ [ 映画「ファントマ」とシトロエンDS(初代) ]

流線型のボディの下から翼が、
リアハッチからジェット噴射口が出てきて、
シュバーッと加速して、飛んで行っちゃう!?

えっ、なにそれ?
始めて見たとき、そりゃもう、まさにブッ飛んだ。

昔々のフランス映画シリーズ「ファントマ」のワンシーン。
はるか昔、小学校の頃、兄弟に連れられて行った映画館、ホントは同時上映の「サンダーバード」がお目当てだったんだけど、ブッ飛ぶDSのおかげでこっちの方が印象に残った。

当時、身の回りのクルマといえばこんな感じだったけど、
60年台のカローラ

60年代のサニー

それとはまったく違うDSの流線型デザインにビックリ!
なんかね、文化のレベルがもはや異次元って感じがした。すごすぎた。
昔の日本人って短足胴長で、リセエンヌみたいな脚長いスタイルに憧れてたんだけど、あんな感じ(わかるかな、わかんねーだろーなーw)。
その上、ボディから翼が生えてきて飛んで行っちゃうんだからもう、小学生には刺激強すぎ。R12指定ですよ。

いま思うと、
リアからジェットエンジン、はルパン三世が乗ってるチンクの元祖かな。
しかもDSはフロントエンジン=リアに空間が残ってるので、理論的にはDSの方が現実的(笑)。

さらにルパンもファントマも悪役、正義の味方じゃない。ほんと、フランスって悪役大好きだな。
ちなみに僕はイギリスが生んだ正義の権化みたいなシャーロック・ホームズより、
フランスの怪盗アルセーヌ・ルパンの方が大好きで、小学4年生の時にモーリス・ルブランの全集読破した。
で、次に読み始めたのは金田一耕助シリーズ(マンガじゃないよ)。そのせいで、こんなヒネた人間になっちゃったのか、、、

それはそうと。
思えばこの映画に出てきたDSが、僕のフランス社との初めての出会い。クルマのデザインの“お手本”のひとつとして脳裏に焼き付いた。
日本のクルマのデザインに飽き足らなくなったり、
フェンダーとかのディテールよりも全体のフォルムの美しさを重視するようになったのは、
DSのおかげかもしれないな、と。

「ファントマ電光石火」DVD売ってるけど高いな。どこかで配信してないかな

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